「知財授業報告書」 河内長野市立楠小学校
日 時 | 平成20年9月3日(水) 午前9時45分~10時30分、午前10時50分~11時35分 午前11時45分~午後0時30分、午後1時50分~2時35分 |
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場 所 | 大阪府河内長野市立楠小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 発明工作授業 |
対 象 | 5学年4クラス 140名 |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会 |
コメント | 南海高野線 千代田駅から徒歩10分のところにある河内長野市立楠小学校に行ってきました。楠小学校は千代田小学校・小山田小学校の児童数増加により両校から分離して創設され、今年で35年目。児童数はピーク時には1000名を超えていたとのこと。近年は減少傾向ということですが、それでも今回の対象者である5年生は4クラス計140名と、なかなかの大人数。朝2時間目から5時間目までの連続4コマ授業となりました。 各コマで司会進行役を交代で行うことにしたので、知財授業初挑戦の私は最後のコマに回していただきました。午前中はベテラン講師陣の進め方、児童達へのヒントの与え方を学んで、お昼からの授業に備えました。 45分という限られた時間の中である程度まで発明を完成させるため、程良いタイミングでヒントを与えたり、上手くできている児童の作品を紹介したりして、少しでも多くの児童に「発明っておもしろい!」「正解は一つじゃない」と感じてもらえるよう努力しました。 なかなかできなくて、「う~ん」と唸っていた子も、いろいろ話をしていると、「あ!ひらめいた!」とはさみと紙を素早く動かしはじめ、また失敗して「うーん」と考える・・。そんなことを繰り返しながら上手く廻る回転台が作れると、先を争って「見て!見て!」と報告にやってきます。 元気いっぱいの児童達と工作をしていると、司会進行役で緊張していたことも忘れ、あっという間に終わってしまった知財授業でした。 |

熱心に授業を行う講師陣
(右写真左から 五郎丸正巳、石津義則、鳥居直美、中塚雅也 各弁理士)
近畿支部知財授業担当 鳥居 直美