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「知財授業報告書」 豊岡市立城崎小学校

日  時 平成20年6月3日(火) 午後1時50分~2時35分
場  所 兵庫県豊岡市立城崎小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 発明工作授業
対  象 6学年 34名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 弁理士制度普及委員会
コメント 今回は兵庫県北部の豊岡市立城崎小学校での発明工作授業でした。城崎といえばカニを連想する人が多く、「城崎温泉」に駅名を改名するほど温泉地として有名な所ですが、城崎のある豊岡市ではコウノトリの保護・繁殖に力を入れています。先生も児童たちも小学校の近くでヒナが誕生したことを喜んでいました。
授業の最初に、ビー玉とお皿と厚紙とで卓上回転台を作ることを説明します。説明を聞いたらすぐに工作に取り掛かる児童、他人の様子を見てから工作を始める児童、何をしていいのか分からないと言って他人の工作を眺めている児童、いろんなタイプがいるんだなぁと思いました。途中経過を紹介する頃になると、みんな自分の工作に取り掛かるようになりますが、誰一人として他人の工作をそのまま真似する子がいないことに感心しました。
自分が小学生の頃は手先が不器用だったため図工の授業が大嫌いだったけれど、子どもたちと一緒にあぁだこうだ考えていると楽しくなって、授業であることを忘れてしまいそうになりました。
授業終了までに作品を完成させることができた児童はごくわずかで、1コマでは時間が足りないように感じました。先生に「次の時間も何でやらないの」という児童もいたようです。
私を除く2人の講師はせっかく城崎まで来たのだからと外湯めぐりをしたそうです。私も同行したかったのですが、用事があったので先に大阪へ戻りました。外湯めぐりをしなくても特急「はまかぜ」に乗ることができただけで十分だ、鉄道ファンの私はそんなことを考えつつ帰路につきました。



児童と一緒に工作をしながら授業を進める講師陣
(左写真左から 山口慎太郎・寺内伊久郎・渥美元幸 各弁理士)



近畿支部知財授業担当  渥美  元幸


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