近畿支部意見交換会(第10回フラビアの会)報告
開催日時 | 平成21年2月25日 午後6時30分~午後8時30分 |
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開催場所 | 大阪市中央公会堂 |
出席者数 | 60名 |
平成21年2月25日(水)、本年度2回目のフラビアの会が開催されました。会場は、恒例となった中央公会堂です。
今回のテーマは、「企業知財・法務担当者が求める弁護士・弁理士像」です。講師として、谷口義昭氏(元シャープ知的財産権本部 参事)と板東正男氏(元コニカミノルタ常務取締役)をお招きするとともに、大阪弁護士会にも案内を出しました。その結果、たくさんの弁護士の方々に出席して頂くことができました。
午後6時半になると、中村茂信先生の挨拶で会が始まりました。続いて、メインの催しであるミニ講演が開かれました。谷口氏よりシャープ時代のご経験を元に、知財戦略業務の各ステージにおいて求められる弁護士の資質、弁理士の資質についてご説明頂きました。続いて、板東氏より企業の知財予算や出願数に関する情報、知財部から依頼を得るための弁護士・弁理士に求められる要件などについてご説明頂きました。
ミニ講演の後、弁護士の三山峻司先生(大阪弁護士会 知的財産委員会 委員長)から乾杯のご挨拶をいただき、パーティがスタートしました。前回までのフラビアでは、出前注文の寿司、ピザ、缶ビールといったスタイルでしたが、今回は、中央公会堂内のレストラン「中之島倶楽部」の料理を楽しむことができました。また、弁護士の方々が1つのテーブルに集まらないよう、各テーブルに分かれて座って頂きましたので、出席者にとっては、弁護士・弁理士間の交流を深めるよい機会になったと思います。
しばしの歓談の後、質問コーナーが始まりました。事前に出席者から質問内容を集めていた関係で、講演者から質問に対する詳しいご回答を頂くことができました。
最後は、河野支部長より閉演の挨拶を頂きました。今回は、弁護士8名、弁護士・弁理士10名、弁理士40名を含め、合計60名の参加者があり、大変盛大な会となりました。中央公会堂の落ち着いた雰囲気とはうらはらに、会はかなりの熱気もあり、大変有意義な時間となりました。

第10回近畿支部意見交換会(フラビアの会)の様子