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夏休み工作教室実施報告書

日  時 令和6年8月24日(土)午前10時~午後3時30分
場  所 奈良県立図書情報館 交流ホール
概  要 工作教室:「万華鏡」、「がりがりトンボ」
クイズ :「弁理士クイズ」、「ご当地はっぴょんクイズ」、「エジソンクイズ」
講  師 小野敦史、門田 康、松山徳子、中西康文
参加者 午前の部 児童13名と保護者
午後の部 児童17名と保護者
内  容 奈良県立図書情報館との協働事業である知的財産講座の関連事業として、特許・発明の基であるものづくりを体験してもらう小学生向け夏休み工作教室を実施した。参加者は、小学生(同伴の幼児含む)及びその保護者である。今年の夏休み工作教室では、上記の通りのクイズと工作に挑戦してもらった。

最初に全体説明として、弁理士クイズのヒントを兼ねた簡単な知的財産権の説明や弁理士の説明、全体スケジュール等を説明した。

工作は、先ず万華鏡の作成を行った。万華鏡はあまり工夫する点は多くないものの、きれいな模様が見えることに興味をもち、なぜそのように見えるのかについて不思議さを感じていたようである。

また、がりがりトンボは、振動をプロペラの回転運動に変換するおもちゃであり、具体的には、支持棒(割り箸)の側面に溝を刻み、その先端にプロペラを自由に回るようにピンや釘で止める。そして、擦り棒(もう一つの割り箸)で支持棒に刻んだ溝を擦ると、支持棒に振動が発生してプロペラが回転するものである。支持棒(割り箸)に溝を刻む作業などを親子で協力して進める場面が見られ、親子で工作を楽しんで頂けた。

また、うまくプロプラを動かすためには色々な工夫をする必要があり、自分で作ったものがうまく動いたときには非常に達成感を感じていたようである。また、作成したがりがりトンボのプロペラを回転させるコツについては、必ずしも保護者のほうがうまく掴めるものではなく、小学生(幼児)のほうがうまく回転させることができる場合もあるため、その点も非常に興味深いものであった。

工作終了後に、身近な製品の中から日本人の発明品を選ぶエジソンクイズを行い、スライド上映しながらみんなで答え合わせを行って盛り上がった。また、午前中の工作教室については、工作がスムーズに進み工作後の時間が長く確保できたので、エジソンクイズの答え合わせに加えて、弁理士クイズの解説を行うことができた。

最後の余った時間で弁理士クイズとご当地はっぴょんクイズを解いていただき、発明とは何かに加えて、弁理士の仕事内容や我々の活動について知っていただいた。また、早く受付された参加者の方々は工作教室開始までの時間で弁理士クイズを親子で楽しく解いて頂いていた。



以 上
(執筆者:中西 康文)


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