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「知財授業報告書」御池フェスタ2012 京都科学屋台ネットワーク「サイエンス教室」

日  時 平成24年10月13日(土) 11:00-11:45、13:00-13:45
場  所 ゼスト御池
名  称 おいけフェスタ2012
京都科学屋台ネットワーク「おもしろサイエンス教室」
対 象 31名(発明工作授業16名、知財授業15名)
主 催 おいけフェスタ実行委員会、京都科学屋台ネットワーク事務局
内 容 発明工作授業および知財授業「君も今日からエジソン」
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント  青空が澄み渡る秋の京都。
「おいけフェスタ2012」の一つとして開催された「おもしろサイエンス教室」に参加いたしました。
 場所は烏丸御池、京都市役所前の地下街「ゼスト御池」内の広場に設けられた特設会場です。午前中は発明工作授業、午後は知財授業を行いました。
同じブースを3つの団体が交替で使用するため、15分間で片付け、準備を行わなくてはなりません。学校では先生方のサポートがあり、ものさし、はさみ、鉛筆等の道具類は各児童がそれぞれ持参してくれるのですが、これらをすべて講師陣でこなさなければならず大変でした。
 休日ということもあって、小学校低学年や就学前の子どもたちも多く、保護者の方の協力を仰いでの発明工作授業となりました。じっと座っているだけでも難しい年齢なのにみなさん、集中力を持って楽しく取り組んでくれていました。3人掛けの長机8つがいっぱいになり、急きょパイプ椅子を補充して対応するほどの人気でした。
 45分という短い時間でしたが、ほとんど完成させた児童もいて感心いたしました。
 午後から行われた知財授業の参加者は発明工作授業の時よりも年齢が高く、友達同士、児童だけでの参加も見受けられました。狭いブース内では寸劇もスムーズにできないし、子ども達も前に出にくいだろうということで、机を後ろに寄せてパイプ椅子だけを並べて授業を行いました。
 人通りが多いオープンスペースでの授業なので、恥ずかしがって中々手を挙げてくれないのではと心配していましたが、積極的な子を中心にみんな楽しく参加してくれました。便利なシャンプーボトルや、カップ麺の構造等アイディアが具体化された実物を目にして子ども達は勿論大人の方々も珍しそうに製品を手にされていたのが印象的でした。ただ、アイディア品を隠しておける場所がなく、梱包されてきた段ボールの中から毎回取り出していたので、少々どたばたしてしまった事が反省されます。
 折しも京都大学の山中教授がノーベル賞を受賞したところで、数多くの国で特許が取得されていること、弁理士が活躍したことも話題にさせてもらいました。
 好奇心いっぱい、元気いっぱいの子どもたちの中から山中先生に続く発明家が生まれることを祈りながら京都を後にいたしました。

    



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