「知財授業報告書」大阪府堺市立錦西小学校
日 時 | 平成24年9月24日(月) 13:50-14:35、14:45-15:30 |
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場 所 | 堺市立錦西小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
対 象 | 5学年2クラス58名 |
内 容 | 君も今日からエジソン |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会 | コメント | 今回私達が訪問した堺市立錦西小学校は、南海本線の堺駅から徒歩10分ほどの堺市の北部に位置しています。この地域は古くから刃物産業が盛んで、錦西小学校にも「かじやクラブ」なる変わったクラブが存在しているとのことです。 さて、肝心の授業ですが、F博士役を三山弁理士、司会役を私が担当しました。本年度から怪人X役を担任の先生に務めて頂くようになったのですが、一方のクラスの先生は若い女性の先生でしたので、可愛らしい怪人Xになってしまい、逆に児童たちの笑いを誘っていたように見えました。もう一方のクラスの先生は男性の先生でしたので、悪い怪人Xをしっかりと演じて頂けたと思います。 5年生ということで授業の内容が上手く伝わらないのではないかと少し心配でしたが、その心配は無用でした。寸劇の場面では、最初は「怪人Xの安い製品を買う」と発言する児童もいましたが、「怪人Xの製品が本物かニセモノか区別がつかないからで、ニセモノだと分かっていたら買わない」という鋭い意見を聞くこともできました。また、「F博士のような人がいなくなったら世の中はどうなりますか?」という質問に対しても、「新しい発明が生まれなくなって世の中の進歩が止まる」と的確に答えることができた児童もいて、非常に驚かされました。どちらのクラスも活発に手を挙げて積極的に授業に参加してくれる児童ばかりでしたので、授業をスムーズに行うことができたと思います。また、今回は1クラスずつ2時限に分けて授業を行ったので、少人数で児童たちとの距離も近く、発言する機会もなるべく多くの児童に与えてあげることができたと思います。 授業終了後、ゆとり教育終了の影響でカリキュラムが密になってきていることを校長先生からお聞きしました。来年からも声をかけて頂けることを願いつつ、学校を後にしました。 |
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