「知財授業報告書」大阪府堺市立光竜寺小学校
日 時 | 平成24年1月20日(金) 13:55-14:45、1コマ |
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場 所 | 堺市立光竜寺小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 発明工作授業 |
対 象 | 6学年クラス43名 |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会 | コメント | 今回訪問させていただいた堺市立光竜寺小学校は、大阪市営地下鉄御堂筋線新金岡駅から徒歩15分程のところにあり、大阪市内へのアクセスも良い大阪のベットタウン新金岡団地の近くにある学校でした。学校に入って廊下ですれ違った子どもたちとは「こんにちは」と自然に声を掛け合うことができ、きっと授業もうまくいく、そんな予感がしました。 そして、ご一緒させて頂いた中塚弁理士のメイン司会で工作授業はスタートしました。 子どもたちに工作してもらう「回転台」について説明がなされた後、早速子どもたちに工作を始めてもらいました。授業時間が45分と短い中での工作授業なので、「時間内に完成できるかな?」と心配しましたが、子どもたちは、お皿の上にビーダマを乗せて、どのようにすれば、お皿の上で工作用紙の蓋がうまく回転するか、自分自身で考えてくれたと思います。子どもたちの作品を見回っていると、蓋にガイドを取り付けたり、お皿のまんなかにビーダマをセロハンテープで貼り付け、工作用紙でこのビーダマを収納できる大きさの空洞を持った柱を取り付けたり、ビーダマがお皿の中で固まって回転しなくなるのを防ぐため、お皿の中に工作用紙でガイドを作成したり、と工夫した作品が次々と誕生し、いくつか紹介していると、あっという間に時間が過ぎたという感じでした。 授業時間が短かったため時間内に完成できなかった子どもたちもいましたが、いろいろ工夫することで「正解はひとつではない」ということを今回の授業で子どもたちに学んで貰えることができれば、この授業は成功だと思いました。 この授業を通して、創作することの楽しさを少しでも感じてもらい、将来、社会に役立つ発明をしてくれる子どもが出てくれることを願い、小学校を後にしました。 |
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