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「知財授業報告書」第5回京都21世紀教育創造フォーラム  サイエンスフェスティバル

日  時 平成24年5月26日(土)
10:00~10:45,13:00-13:45(発明工作授業)、
11:00~11:45(知財授業)
場  所 京都市立西京高校
名  称 第5回京都21世紀教育創造フォーラム サイエンスフェスティバル
主 催 NPO法人日本教育再興連盟・京都21世紀教育創造フォーラム実行委員会・関西プレスクラブ
内 容 君も今日からエジソン
対  象 小学生以下児童 80名(発明工作授業60名、知財授業20名)
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント  第5回京都21世紀教育創造フォーラムのプレイベントとして実施されたサイエンスフェスティバルに参加しました。様々な科学イベントが開催される中、私たちの企画を選んで多くの方が参加してくれました。改めて、京都の子どもたちの科学や発明への関心の高さを実感しました。
 子どもたちの学年はまちまちで、かつ、保護者の方も一緒に参加されたため、小学校での授業と違った雰囲気でした。
 最初の発明工作授業から、席はほぼ埋まりました。このイベントを選んで参加する子どもたちは、工作が好きなようであり、工作授業では、すぐに手が動き始めました。そして、15分くらいで、回転皿が完成する子どもが出てきました。早くできた子どもには、ビー玉を減らして安くするには?とか、皿の上でビー玉が偏るのを改良してみよう、とか、新しい課題に気づいてもらい、取り組んでもらいました。午後からの発明工作授業でよく見られたのですが、最初は離れてみていた保護者の方々が、途中で子どもの近くに行って、代わりに紙を切り始めたり、保護者の方が凝って精巧な作品を作ろうとしたりする姿が見られました。小学校での発明工作授業では見られない、発明工作授業を通じての親子の触れ合いが見られて、よかったと思いました。
 知財授業では、親子で20名程度の方が参加してくれました。こちらも、興味のある子どもたちが参加してくれているということで、前に出てきてくれる人!というと、2,3名が手を挙げてくれたため、進めやすかったです。発明品の紹介コーナーでは、発明品を見て感心し、ほしい!というものと、使いにくい、自分なら使わない、というものとに分かれ、発明しても売れるとは限らない、ということも、図らずして学んでくれたようです。
 授業後、メインイベントのシンポジウムの一つである、小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトマネージャー川口淳一郎先生の講演を聴講しました。講演では、答えのない問題に取り組む教育が必要、暗記ではなく創造性を育てよう、という話を聞くことができ、発明工作授業および知財授業の果たす役割を再認識し、創造性あふれる子どもたちがたくさんいたことに、将来への期待を持ちました。

    



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