「知財授業報告書」洛中フェスティバル
日 時 | 平成24年10月27日(土)10:00-12:00 |
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場 所 | 京都市 洛中小学校 |
名 称 | 科学屋台サイエンス教室フェスティバル知財授業 |
対 象 | 小学生児童 45名(随時個別対応) |
内 容 | 発明工作授業 |
担当 | 光明寺 大道弁理士、中山 聡弁理士、小林 義周弁理士、漆原 誠一弁理士 |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会 | コメント | 京都市洛中小学校で行われたPTA主催「科学屋台サイエンス教室フェスティバル」に参加しました。体育館やランチルームに設けられたブースとして知財授業を含めた4つの科学屋台があり、参加児童のみなさんはそれらを巡ってビンゴ型スタンプを集める形式でした。そのため、学校の授業のような時間枠を設けるのではなく訪れた参加者に随時個別に対応することとなりました。 今回、光明寺弁理士、中山弁理士、小林弁理士との4人で、10:00から12:00まで「ビー玉を使った回転台作製」を題材とした発明工作授業を担当しました。低学年の児童が紙を円形に切ることで躓かないように、工作用紙を予め切って用意しました。参加者に対し、完成品を見せた後、皿の上にビー玉と蓋をのせた状態との差を理解してもらい、蓋がずれないことを第1の課題としてチャレンジしてもらいました。 私は、今回が知財授業の初経験でした。発明が生まれる瞬間に立ち合えると思ってわくわくして臨んだものの、初めての体験にてんやわんやで参加者のみなさんに発明や弁理士に対する理解が充分深まったか反省することしきりです。とはいえ、蓋部の発明と皿部の発明を別々におこなっていた友達同士がそれらを合体させたり、蓋部の縁が皿と同じ直径になっている状態から自力で解決策を見出したりと、子どもたちのひらめきの体験を共有できたように思います。 途中で工作材料がなくなって最後は見学とクイズ形式でしのいだり、皿で輪郭を書いて工作用紙を切り抜いたために蓋の縁が皿の直径と同じになりがちといったことはありましたが、結果としては参加者のみなさまには楽しい時間ともに発明の面白さの記憶が残ったと思います。 |
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