「知財授業報告書」韓国大洸発明科学高等学校訪問学習
日 時 | 平成24年11月19日(月) 10:00-11:30 |
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場 所 | 日本弁理士会近畿支部室 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
対 象 | 1,2学年 14名 |
内 容 | 「特許紛争事件の攻防」 |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会 |
担 当 | 西木信夫弁理士、宮崎栄二弁理士、吉岡亜紀子弁理士、光明寺大道弁理士 | コメント | 今回、韓国WorkEdu研究所を通して、韓国から日本の科学技術、発明の学習のために、大洸発明科学高等学校の生徒14名の方が、引率の高校の先生とともに来日されました。日本弁理会近畿支部室以外にも、メーカの施設など複数の場所に数日間に渡って行かれるようでした。この高等学校は、韓国で発明を専門的に教育している7つの高等学校のうちで、一番歴史のある(約40年前)学校だそうです。生徒さんも実用新案の出願を自分で作成したことがあるそうで、発明に関して基礎的な知識を習得されていました。 高校生向けの知財授業を実施しました。この知財授業は、「特許紛争事件の攻防」と題して、コンビニで売られているおにぎりパックの包装フィルムを左右に切ることができる構造を題材にしたものです。二人の経営者とそれぞれの顧問弁理士が登場する寸劇形式で進められ、特許出願、特許権の取得、おにぎりの販売、侵害事件、会社間交渉という場面があります。吉岡 亜紀子弁理士が、メイン司会と顧問弁理士役、西木信夫弁理士が顧問弁理士役、宮崎栄二弁理士と光明寺大道弁理士が経営者である会社社長役を担当しました。寸劇は、同時通訳の方により韓国語に訳されました。 生徒さんたちは、発明の基礎知識があり、寸劇をじっくり聞かれました。また、寸劇後の質問に対して、積極的に回答もしていただきました。日本の高校生よりかなり発明に関して学習されていることがよくわかりました。引率の高校の先生からは、寸劇により内容が分かりやすいと感謝をいただきました。さらに、授業後、大洸発明科学高等学校から、感謝状を日本弁理士会近畿支部へいただきました。 |
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