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「知財授業報告書」兵庫県たつの市立揖保小学校

日  時 平成24年2月3日(金) 10:35-11:20、1コマ
場  所 たつの市立揖保小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内 容 君も今日からエジソン
対  象 6学年2クラス51名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント  我々が揖保小学校を訪問した2月3日の朝は、折からの大寒波の影響で、JR神戸線のダイヤが大幅に乱れていたため、我々の学校への到着も大幅に遅れてしまい、我々が学校に到着してから授業を始めるまで25分位しか時間がありませんでした。このため、学校の先生方へのご挨拶も後回しにして、取り敢えず授業の準備を始め、児童たちが教室に入場して来る直前に何とか準備を完了しました。
 授業が始まってしまうと、ベテランの講師が揃っていたため、ぎりぎりに準備が完了した影響はそんなに出ませんでした。ただし、この日の午前中の寒さは、普段では有り得ないような2つのトラブルを引き起こしました。その1つ目は、怪人X役の私が、教室の外で準備したせいもあって、寒さで手が悴(かじか)んでしまい、マントを結び終えることなく、児童たちの前に登場する羽目になってしまったことです。そして、2つ目は、司会者のA弁理士が、最後のクイズの時に、寒さで手が悴んでしまい、生徒の回答を聞く前に、リモコンボタンを押して、プロジェクタによる投影画面上に回答を表示してしまったことです。
 上記のようなトラブルがあったにも拘わらず、ここの小学校の児童たちは、とても素直で人懐っこく、我々の失敗を笑って許してくれました。授業が終わってからも、次の授業まで時間がなかったにも拘わらず、たくさんの児童たちが、我々が使った各種のグッズを興味深そうに見ていきました。ここの児童たちからは、地方の小学校の児童たちが持つ素直さ(猜疑心の無さ)や、比較的小さな規模の学校の児童たちが持つ児童間の仲の良さを感じることができ、気持ち良く授業を終えることができました。
 授業終了後は、校長先生とお話をし、小中学校の9年間を通じた基礎学力の養成が大切であるというお話を伺いました。また、校長室に、三木露風が作った「赤とんぼ」の歌詞が書かれた屏風が飾ってあったことから、たつの市出身の有名人である三木露風や(哲学者の)三木清についてのお話も伺いました。
 我々が学校を出発する時には、未だ校庭に雪が残っていましたが、素直で元気な児童たちのことを思い出しながら、ほのぼのとした気分で帰路につくことができました。

    



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