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「知財授業報告書」大阪府忠岡町立忠岡小学校

日  時 平成24年1月20日(金) 9:40-10:25、10:45-11:30、2コマ
場  所 忠岡町立忠岡小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内 容 発明工作授業
対  象 6学年2クラス60名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント  だんじり祭りで有名な岸和田市の北側に位置する忠岡町は、面積が約4平方キロメートルという日本一面積の小さな町でありながら、忠岡小学校の校長先生も言われていたように、ショートトラックスピードスケートの西谷岳文選手、広島東洋カープの前田健太投手と優秀なスポーツ選手を多く輩出している人材豊富な町でもあります。
 6年生2クラスを担当ということで、授業前には説明を良く聞いてくれるか、付いてこれない児童はいないかなど心配していましたが、1コマ目を知財授業ベテランの千原先生に進行役を担当していただいて、雰囲気に慣れたところで、1コマ目の進行流れを参考にしながら発明工作授業初体験の私が2コマ目の進行役を担当させていただきました。
 ビー玉、画用紙とプラスチック皿で回転台を作るという大人でも楽しめるぐらいの難しい工作課題ですので、まず画用紙で円形の台を作るところまではスムーズに進みますがその後なかなか進まない児童が多かったようです。しかしお皿と台の動きを壁などで制限することやビー玉をお皿の上に均一に配置する工夫が必要なことなど、少しヒントを出すと直ぐに画用紙で工作する児童の手がぐんぐんと進むようになりました。
 同じテーブルの中の一人でも回転台の機能を満たす作品ができてくる時間になると、同じテーブルではよく似た構造で作る傾向はあるものの、最終的には児童の個性が生かされた様々なアイデアが出てきて、見ている我々も楽しく授業を進めることが出来ました。
 また早く回転台を完成させた児童には、ビー玉の偏りを無くすには、またもっとスムーズに回転させるにはどうしたらいいかなど、新しい課題に気付いてもらいさらにアイデアを出してもらうように授業を進めました。
 担任の先生や校長先生も工作授業に積極的に参加されて児童にアドバイスを出してくれるなどご協力をいただきました。また校長先生からは知識だけでなく自分でアイデアを創造するようなこのような授業をなるべく取り組んで行きたいと言われて「非常におもしろかった」とコメントをいただき、「来年もよろしくお願いします!」と挨拶して学校をあとにしました。

    



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