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「知財授業報告書」大阪府大阪市立苅田北小学校

日  時 平成24年1月16日(月) 13:45-14:30、1コマ
場  所 大阪市立苅田北小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内 容 君も今日からエジソン
対  象 6学年3クラス80名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント  大阪市立苅田北小学校は、サッカーや陸上競技がよく行われる長居陸上競技場から徒歩15分ほどの閑静な住宅街の中にあります。松本幸子校長先生にご挨拶した後、4階にあるちょっとしたステージで授業の準備を行いました。今回は司会を立川伸子 弁理士、F博士を西本泰造 弁理士、怪人X役を私が担当しました。
 時間になると、6年生の1組~3組の児童が集まり、いよいよ知的財産特別授業の開始となりました。
 有名な発明家を知っていますかと質問したところ、エジソンという名前がすぐに挙がりましたが、なかにはアインシュタインと答える児童もいました。たしかに彼は特殊相対性理論を発表したり、スイスの特許庁で審査官として働いていたりしており、彼が偉大な発明家かどうかを答えるのに困る場面もありました。
 また、寸劇で、怪人Xが、F博士の発明のコピー商品を正規品より安く販売していますが、あなたであれば、コピー商品と正規品のどちらを買いますかと質問したところ、正規品を購入するという児童が多かったのが印象的でした。コピー商品が売れると正規品が売れず、F博士にお金が入らなくなり新しい発明をするためのお金を得ることができなくなることを十分に理解しているんだと思いました。
 また、雨の日に両手に荷物を持ちどのように傘をさすのかを2人の児童に実演してもらったところ多くのアイデアが出されました。その後、正解として「肩ブレラ」が出されたときに余り驚いた児童はいませんでした。多分、自分たちでも、これぐらいだったら発明をすることができると思ったのではないでしょうか。小学生ということもあり、発想がユニークであるとは思いますが、苅田北小学校の児童の皆さんが今後すばらしい発明をするのではという予感がしました。

    



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