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知財授業報告書「河内長野市立小山田小学校」

近畿支部知財授業担当  高野 洋一


日  時 平成30年12月11日(火) 13:45-14:30
場  所 河内長野市立小山田小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 小学知財授業(寸劇)
対  象 6年生2クラス56名
講  師 赤岡 和夫、高野 洋一
コメント  私は現在大阪大学大学院に勤務しているため、大学生と接することは多いのですが、小学生に講義をするのは初めてです。このため、息子(小学5年生)から「最近の小学生は生意気なのが多く、お父さん、ちょっと大変だよ・・」というアドバイスをもらい、初めての知財授業に挑みました。場所は大阪府河内長野市で、そこの小山田小学校の6年生です。
 司会は私が担当しました。始まる前に赤岡弁理士とリハーサルを行ったのですが、スタート時はやはり緊張してしまい、説明すべき箇所を幾つか飛ばしてしまいました。
 しかし、赤岡弁理士のフォローもあって、なんとか最後まで無事に授業を進めることができました。怪人XやF博士が登場する頃になると、幾分緊張もほぐれ、児童達の表情を見るゆとりも出てきました。そうすると、児童達が興味を持って私の授業をよく聞いてくれていることが分かりました。時折、朝ドラ(連続テレビ小説)や下町ロケット等の最近話題になっている番組の話を交えることにより、児童達がより一層興味を持ってくれたものと感じています。また、こちらから質問をしても積極的に発言をしてくれる児童達が多く、教室全体に一体感を生みながら授業が進み、大変やりがいを感じながら説明していました。
 終わってみると、勝手な想像ですが、児童達にも分かるように無体財産の所有の特殊性を説明できたのではないかと感じています。さらに、模倣容易な無体財産を如何に保護し、発明者のインセンティブを高めていくことにより、産業が発達していくという点は共感してくれたのではないかと感じています。
 最後に、小山田小学校の先生方々による調整、機器の設置、終始に亘り知財授業のフォローをして頂いた赤岡弁理士に感謝しております。ありがとうございました。
 なお、家に帰ってから下町ロケットを観ている息子に今日の授業の様子を報告すると、授業に行く前のアドバイスは「緊張しているお父さんに気を遣っただけだよ」とコメントされました。


 

興味津々の児童達に講義を行う講師


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