知財授業報告書「猪名川町立六瀬中学校」
近畿支部知財授業担当 原 晶子
日 時 | 平成30年11月1日(木) 14:40-15:30 |
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場 所 | 猪名川町立六瀬中学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 中学知財授業(寸劇) |
対 象 | 3年生1クラス25名 |
講 師 | 水田 慎一、柳瀬 智之、原 晶子 |
コメント |
今回、私達が訪問した猪名川町立六瀬中学校は、兵庫県の東の自然に囲まれた場所にある中学校です。同校は、ESD(持続可能な開発のための教育)活動の一環でふるさとづくりに力を入れており、地域に密着した学校である印象を抱きました。 今回の授業では、椅子に取り付け可能なスーツ用ハンガー「服の神」を題材にした寸劇を行いました。今回は、柳瀬弁理士が司会を、水田弁理士がユメノ社長を、私、原がマネタ社長を演じました。デパートの店員は、生徒が演じてくれました。 知財授業が始まり、スーツを椅子の背もたれに掛けた際の問題を解消するためのアイデアを生徒に聞いてみたところ、「服の神」と同じようなアイデアが飛び出し、生徒の発想の豊かさに驚かされました。また、ユメノ社長のハンガーとマネタ社長のハンガーのどちらを買いたいかを聞いた際には、値段に捉われず、「ユメノ社長のハンガー(服の神)はフックが背中に当たって痛そうだからマネタ社長のハンガーを買う」といった製品の特徴を考えた意見も出てきて感心してしまいました。 授業全体を通して、こちらからの問いかけに、生徒達は積極的に意見を述べてくれましたし、授業の最後の質問タイムでは、弁理士に関する質問もしてくれました。この授業を通して、特許をはじめとする知的財産権の意義を理解し、知的財産制度や弁理士という職業に少しでも興味をもってもらえたら嬉しいなと思いました。 |
興味津々の生徒達に講義を行う講師
※「服の神」は株式会社日乃本錠前の登録商標です。