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知財授業報告書「東海大学付属大阪仰星高等学校中等部」

近畿支部知財授業担当  森本 宜延


日  時 平成30年10月11日(木) 14:30-15:20
場  所 東海大学付属大阪仰星高等学校中等部
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 中学知財授業(寸劇)
対  象 1,2,3学年 9クラス 282名
講  師 光明寺 大道、山田 淳一、森本 宜延
コメント  東海大学付属仰星高等学校中等部からは、毎年、知財授業のご依頼をいただいております。講師のうちの一人は、昨年度に続いての本校での知財授業です。授業前、「本校は知的財産の教育に力を入れています」というお話を担当の先生から伺いました。
 知財授業の会場は、階段式座席を有する大講堂でした。このような大講堂での知財授業の経験は私にはなく、緊張しておりました。しかし、その緊張は、同行の講師の方の助けもあり、知財授業開始前には、かなりほぐすことができました。
 知財授業では、まず、知的財産の概要(特許、著作権など)と、弁理士の職業とを簡単に紹介し、次いで中学生向け知財授業の寸劇をおこないました。私は、侵害者側のマネタ社長を演じました。最初の方では、生徒から、マネタ社長を応援してもらいました。しかし、生徒の皆さんの理解が進み、最後には、発明者のユメノ社長側を応援いただきました。寸劇の後には、日本で生まれた発明かどうか答えるクイズを実施しました。
 会場が広く、人数も多いことから、きちんと授業を聞いてもらえるか心配していましたが、授業中に行ったアンケートでは、挙手してくれる生徒が多く、知財授業をしっかりと受けてくれているな、と感じました。
 知財授業を終えて校舎を後にする際は、ちょうど放課後になったばかりのようで、たくさんの生徒が、すれ違いざまに大きな声で挨拶をしてくれました。本校は、知財教育だけでなく、挨拶などの指導にも力を入れているのだな、と感じました。


 

興味津々の生徒達に講義を行う講師


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