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知財授業報告書「東大阪市立楠根小学校」

近畿支部知財授業担当  光明寺 大道


日  時 平成30年12月18日(火) 9:45-10:30
場  所 東大阪市立楠根小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 小学知財授業(寸劇)
対  象 6年生3クラス81名
講  師 光明寺 大道、松成 靖典
コメント  今回は、私が幼少期を過ごした地区にある楠根小学校を訪問し、知財授業を行わせて頂きました。この地区を離れて、50年が経過しましたが、街並みは大きくは変わっておらず、人情味ある町のままでした。
 知財授業は、3クラス合同で、視聴覚教室で行いました。松成弁理士が司会を、私がF博士をし、担任の先生に怪人Xをしてもらいました。児童達は、素直で、よく授業を聞いてもらいました。担任の先生の怪人Xの名演技により、児童の皆さんの記憶に、劇の内容が深く刻まれたと思います。特に、「F博士が可哀そう、怪人Xが悪そう」と外観的な認識にとどまらず、「怪人Xは物を盗んだわけではない、また安価に販売している」ということを前提に、F博士と怪人Xそれぞれの立場を理解し、その上で、「特許権を持っているF博士を守るべき」、「F博士も怪人Xが追随できないような発明をすべき」といった提案が出たことはとても嬉しく、この知財授業の狙いを具現化できたと思います。
 また、最初のチャッピー君(ばねが組み込まれ不思議な動きをするぬいぐるみ)の登場から、児童の皆さんは、その仕掛けをいろいろと考えてくれました。その後の発明を考える場面や、発明品を体験する場面でも、積極的に参加した児童が多かったです。もちろん、日本人がした発明のクイズでも積極的に参加してもらいました。
 最後の5分で質問を受けました。元気よくいろいろと知的財産に関する質問をしてもらいました。
 児童の皆さんには、発明の大切さを体験いただけたと思いました。


 

興味津々の児童達に講義を行う講師


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