知財授業報告書「西脇市立日野小学校」
近畿支部知財授業担当 柳瀬 智之
日 時 | 平成31年1月10日(木) 13:50-14:35、14:45-15:30 |
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場 所 | 西脇市立日野小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 発明工作授業(片手でもてるかな) |
対 象 | 5,6年生2クラス79名 |
講 師 | 柳瀬 智之、大野 義也 |
コメント |
当日は冷え込みが大変厳しかったのですが、私たちが学校に到着すると授業を行う教室にすぐに暖房を入れてくださり、有難いご配慮をいただきました。後で知ったのですが、西脇市立日野小学校は映画やドラマで有名な「愛と死をみつめて」の主人公である大島みち子さん(ミコ)の出身校です。校長先生より、日本弁理士会の他にも多くの出前授業を積極的に取り入れておられるとうかがいましたので、他の団体に負けないようにと張り切って授業に臨みました。 1コマ目の5年生の授業は私が司会を担当し、2コマ目の6年生の授業は大野弁理士が司会を担当しました。1コマ目に出会った5年生の児童達は、とても活発で、ユニークな作品が数多く見られました。作品発表のときには、みんな得意顔で各自のアイデアを込めた作品を披露してくれました。自分の作品を是非発表したいという児童が多すぎて、やむなく時間で区切らせてもらったほど積極的でした。2コマ目に出会った6年生の児童達は、5年生とは対照的にとても落ち着いていました。静かながらも積極的に授業に参加してくれましたので、手が止まっている児童はほとんどおらず、こちらでもユニークなアイデアが数多く見られました。作品発表のとき、大野弁理士に指名された児童は、最初こそ恥ずかしそうにしていましたが、きっちりと自分の作品の特徴を説明してくれました。 「片手でもてるかな」は、工作自体は簡単なので、アイデアを捻り出すことに集中しやすいようで、ユニークな作品が数多く生み出されていました。またほとんどの児童が作品を完成させることができていました。児童達は知財授業をとても楽しんでいました、という感想を先生方よりいただくことができましたので、是非次年度以降もリピートしていただけるようにお願いをして、同校を後にしました。 |


発想力豊かな児童達と工作を行う講師