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知財授業報告書「大阪市立三先小学校」

近畿支部知財授業担当  古田 昌稔


日  時 平成31年1月18日(金) 10:45-11:30
場  所 大阪市立三先小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 小学知財授業(寸劇)
対  象 6年生2クラス61名
講  師 古田 昌稔、村上 太郎
コメント  今回私達が訪問した大阪市立三先小学校は、大阪メトロ中央線の朝潮橋駅から徒歩5分ほどの閑静な住宅街に位置しています。今回は司会を村上弁理士が担当し、F博士役を私が担当しました。怪人X役は担任の先生に担当して頂きました。
 授業の方は、非常にメリハリのある雰囲気の中で進めることができました。賑やかなクラスだと私語が少し多めだったり、大人しいクラスだと発言が少なかったりするものですが、本校の児童は、発言すべきところではしっかり発言し、私達の説明を聞くべきところではしっかり聞いていました。良い意味での都会の子供達といったところでしょうか。授業を進めていく中でもその本領は発揮され、「発明って何でしょう」といった、大人でも答えに戸惑うような質問に対しても、「新しいものを考えること」と正確な答えが直ぐに出てきて驚かされました。エジソンの発明品について聞くと「蓄音機」を答えることができた児童もいました。担任の先生の迫真の演技が奏功したのか、特許権侵害の寸劇は本日一番の盛り上がりを見せたと思います。「博士のサラカップルはオリジナルだから博士のものを買う」「マネするのはずるい」といった意見が次々と出てくるのを確認しつつ、本授業における寸劇の重要性を再認識しました。最後のクイズタイムも好評で、多くの身近な物が日本人によって発明されたことを知って驚いている児童が多くいたのが印象的でした。
 今日学んだ発明や特許のことはもちろん、私たち弁理士の仕事のことも覚えていてくれることを期待しながら学校をあとにしました。


 

興味津々の児童達に講義を行う講師


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