知財授業報告書「大阪市立新東三国小学校」
近畿支部知財授業担当 淡路 俊作
日 時 | 平成31年2月15日(金) 10:50-11:35 |
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場 所 | 大阪市立新東三国小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 小学知財授業(寸劇) |
対 象 | 6年生2クラス54名 |
講 師 | 淡路 俊作、齊藤 整 |
コメント |
今回、知的財産特別授業を実施したのは、大阪市立新東三国小学校です。同小学校からは、毎年ご依頼をいただいております。 授業では、基本的には私が司会を担当しましたが、経験豊富な齊藤弁理士が適宜補足してくださったため、とても円滑に進行しました。そして、身近な所にある日常の不便を解消するための、様々な「発明」を紹介しました。児童達にはまず、日常の不便を解消するためのアイデアを出してもらいました。皆、少し照れ気味ではありましたが、前に出て発表してもらうと、様々なアイデアを出してくれました。 そして、寸劇では齊藤弁理士が扮するF博士の発明品と、学校の先生が扮する怪人Xの模倣品とでどちらを買いたいか、を児童達に聞いてみました。最初はほとんどの児童が、安い模倣品を買いたいという答えでした。しかし、せっかく発明をしても、簡単にまねをされてしまうのでは、誰も発明をしなくなってしまい、世の中を便利にする発明が全く生まれなくなってしまう、という解説には納得してもらえたようでした。 また、最後には先生からも「どうしたら弁理士になれるか」などのご質問をいただきました。児童達も熱心に話を聞いてくれ、「弁理士」について興味を持ってもらえたものと思います。児童だけでなく先生方にも興味を持っていただけたことは大変うれしく思いました。これからもより多くの人たちに知的財産権およびそれを守る弁理士の仕事の重要性を少しでも理解してもらえればと思いつつ、学校を後にしました。 |
興味津々の児童達に講義を行う講師