知財授業報告書「大和高田市立菅原小学校」
近畿支部知財授業担当 大西 正夫
日 時 | 平成31年2月22日(金) 14:45-15:30 |
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場 所 | 大和高田市立菅原小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 小学知財授業(寸劇) |
対 象 | 5,6年生4クラス87名 |
講 師 | 大西 正夫、吉永 元貴 |
コメント |
大和高田市立菅原小学校は、ホームページの最初に「元気いっぱい菅原小学校です!」とあるように本当に元気いっぱいの児童達であふれ返った小学校でした。 菅原小学校は、西に金剛山、葛城山と二上山、東に畝傍山を望む場所に立地しています。お隣には学校名の由来ともなった菅原道真公を祭る天神神社が位置しています。校章も道真公に因んだ白梅があしらわれています。明治7年に開校し、2014年には創立140周年を迎えた長い歴史のある学校です。 さて、最初に記したようにとっても元気の良い児童達に迎えられました。 知財授業では恒例の『発明をしてみよう!』コーナーでは僕も私もと立候補者がいっぱい。 みんなの前で発明を披露してくれる友達に「そこはもっと別のやり方があるで~」とか「新しいやつ思いついたわー」と元気よくアドバイスを送ってくれます。 F博士の発明品を真似する怪人Xに化けた担任の先生が登場すると、それはもう大盛り上がり。「バレバレやで~!」の声がかかります。登場した怪人Xが発明品を持っていないというハプニングがあり、弁理士がそっと手渡しますと「F博士から発明品もろたらあかんやろ」とまっとうな意見もあがります。 『日本の発明品コーナー』では、「カップラーメン」が日本の発明品だと殆どの児童が知っていました。現在放送中のNHKの朝の連続テレビ小説「まんぷく」で「まんぷくラーメン」が登場していることも大きな影響があるのでしょう。ちなみに、授業当日の金曜日には偽物の「まんぷくラーメン」が登場して「商標」や「特許の出願」という台詞もありました。 授業が終わった後に先生から「下町ロケット」を観た児童達から「特許ってどんなもん?」との質問があったことをお聞きし、テレビドラマやニュースで知的財産、特許などの言葉を聞いた児童達により広く知的財産のことを伝えることができる我々の知財授業も日本の将来に役立つ事業であるとの大きな確信を得て菅原小学校を後にしました。 |


興味津々の児童達に講義を行う講師