HOME > 知財支援活動 > 知財授業 > 報告 > 知財授業報告書「兵庫県立洲本実業高等学校」

知財授業報告書「兵庫県立洲本実業高等学校」

近畿支部知財授業担当 原 晶子


日  時 平成30年12月19日(水) 10:40-12:30
場  所 兵庫県立洲本実業高等学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 高校・高専知財授業(寸劇)
対  象 2年生2クラス80名
講  師 淡路 俊作、原 晶子
コメント  今回、私達が訪問した兵庫県立洲本実業高等学校は、淡路島の洲本市の高台に位置し、豊かな自然に囲まれた学校です。同校は、機械科、電気科、商業科、国際ビジネス科の4つの学科を有し、専門性に富んだ教育を行っています。
 今回の授業では、将来発明を行う可能性の高い機械科及び電気科の2クラス80名を対象に、「おにぎりパック」を題材にした寸劇を行いました。淡路弁理士が司会を、私、原がナレーターを務めました。今回使用した「おにぎりパック」のコンテンツは内容が少し難しいこともあり、要所要所で淡路弁理士が解説を入れながら進めていきました。解説を挟むことで生徒達の理解が深まり、切田興業のおにぎりパックが三島企画のおにぎりパックの特許権を侵害しているか否かの質問に対し、しっかりと自分の考え・意見を持って挙手してくれました。
 授業の最後に、代表生徒から挨拶がありました。その中で、これまで様々な人が行った発明が自分の身の回りの生活を豊かにしていること、発明は適切に保護して活用していくことが大切であることを感じたと話してくれました。代表生徒の挨拶を聞いて、少し難しいコンテンツながらも生徒達はしっかりと理解してくれて、知的財産を守っていくことの大切さを感じとってくれたと実感しました。


 

興味津々の生徒達に授業を行う講師


« 戻る