知財授業報告書「追手門学院大手前高等学校」
関西会知財授業担当 竹口 美穂
日 時 | 令和元年5月9日(木) 11:00-11:50、12:00-12:50 |
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場 所 | 大阪府追手門学院大手前中・高等学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 高校・高専知財授業(寸劇) |
対 象 | 2年生2クラス90名 |
講 師 | 佐々木 達也、竹口 美穂 |
コメント |
追手門学院大手前中学校・高等学校は、京阪本線の天満橋駅から10分程のところにあります。授業の会場となったのは、校舎内にある「大手前ホール」という場所ですが、「大手前ホール」の窓から、大阪城がそびえ立つ様子が見え、大変景観がよかったです。授業の内容は、「最近の知財訴訟の紹介」と「おにぎりパック特許権物語」で、2回の授業を行いました。高校生を対象とした授業ですので、将来の職業選択の一助になればと、講師の職業経験等についてもお話しをさせて頂きました。生徒達は、授業内容を大変良く聞いてくれており、挙手を促した場合にも、恥ずかしそうではありましたが挙手をしてくれ、授業に参加をしてくれていました。最後に、質問タイムを設けたのですが、発明を製品化出来るだけの力のないもの(例えば、生徒自身)が、何か発明をして特許権を取得しても、利益を得ることが出来ないため、意味がないのではないですか?といった旨の質問がありました。特許制度を良く理解した、素晴らしい質問であると思いました。特許権者自身が製品化する力がなくても、他者(企業等)にライセンスすることで、ライセンス料を貰うことが出来ることを説明させて頂きました。50分という短期間の授業の中で、十分に特許制度を理解されていて、嬉しく思いました。本授業が、生徒達の今後に少しでも役に立つことを願います。 |
興味津々の生徒達に授業を行う講師