知財授業報告書「滋賀県湖南市立三雲小学校」
関西会知財授業担当 岸本 忠昭
日 時 | 令和2年1月31日(金) 13:50-14:35 |
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場 所 | 滋賀県湖南市立三雲小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 小学知財授業(寸劇) |
対 象 | 6年生3クラス83名 |
講 師 | 石原 広隆、岸本 忠昭 |
コメント |
今回は、知的財産特別事業(寸劇)を滋賀県湖南市立三雲小学校で実施しました。湖南市立三雲小学校は、琵琶湖の南側の旧甲西町に位置し、NHKの朝ドラ「スカーレット」の舞台となっている信楽に行く途中の旧東海道沿いにあります。 知財授業(寸劇)は、6年生3クラス83名を対象に行い、石原弁理士とのコンビは3度目で、今回も司会役を石原弁理士、博士役を岸本が担当しました。授業では、児童の皆さんに日常の不便を解消するアイデアを考えてもらうために、サラカップル、カタシャンボトル、肩ブレラの進行を少しゆっくりしました。前に出て考える人の数を多く、また考えてもらう時間を長くし、また見ている児童にも問いかけて発言してもらうようにしました。考える時間を大切にとの思いで進めました。 続いて、寸劇では、怪人X役の先生が出る場面になると児童達の驚きと笑いが入り交じり、見ている児童達の興味を引きつけています。授業に行く弁理士の人数を少なくするとの考えで始まりましたが、これはなかなかのアイデアと今でも思います。この寸劇の途中で児童達に、「F博士の発明品と怪人Xの模倣品とのどちらを買いますか?」との問いかけに対し、半数以上の児童達がF博士のものを買うと手を上げ、模倣品はよくないとの認識を持っているようでした。 寸劇が終わった時点で残り時間も少なく、クイズタイムを省略して湖南市立三雲小学校の知財授業を終わりました。知財授業後の校長先生とのお話で、「弁理士のことを知らない先生も多く、このような知財授業は良い機会になります。」とのことでした。今回も楽しい知財授業となりました。 |
興味津々の児童達に講義を行う講師