知財授業報告書「高槻市立津之江小学校」
関西会知財授業担当 三山 峻司
日 時 | 令和2年1月10日(金) 13:50-15:30 |
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場 所 | 高槻市立津之江小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 発明工作授業(回転台) |
対 象 | 6年生2クラス47名 |
講 師 | 山田 淳一、三山 峻司 |
コメント |
高槻市津之江北町に位置する津之江小学校は,1学年2クラスで,今回,回転台作りに6年生2クラス47名が参加してくれました。 5時限目,6時限目の2コマ(90分)を使い4人1組のグループで12卓を囲み熱心に和気藹々と回転台の創作にチャレンジしてくれました。 最初に「弁理士」と「発明」の説明をやさしく解説したのち,発明としての工夫を回転台の作製を通して実感してもらえるように簡単な回転台の要点だけを説明して,失敗を恐れず試行錯誤してもらえるようにと浮かんでくるアイデアをお皿とビー玉と切りはりするボール紙でどんどんアイデアを具体化していくように挑戦してもらいました。 各卓を回り,各グループの児童達が本当に熱心に自分の工夫を形にしようと取り組んでくれました。最初の1コマの後半あたりになると各テーブルには様々な作品が形になっていきましたが,うまく進む児童と1つ出来れば他に問題がみつかり悩ましく苦闘して作ろうとする児童の姿が共に微笑ましくもあり,内心もう少しと応援したい気持ちになりました。2コマ目の中頃には,それは驚くような完成作品が登場し,その度にそれらを紹介すると他の児童から拍手が出ました。紹介された児童達の得意げな顔は,自慢げで誇らしくもあるようでした。 90分という時間もあっという間で最後まで興味をもって,楽しく「発明」の工夫が学べたのではないかと思います。そして再度,「発明」と「弁理士」の仕事に触れ冒頭の説明の理解を深めてもらいました。 児童達の心に少しでも印象に残る発明工作授業になったのではないかと思います。 |


発想力豊かな児童達と工作を行う講師