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知財授業報告書「滝川第二中学校」

関西会知財授業担当 柳瀬 智之


日  時 令和元年12月10日(火) 8:45-10:30
場  所 滝川第二中学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 中学知財授業(寸劇)+中学生・高校生向け(講義)
対  象 1年生1クラス40名
講  師 水田 慎一、柳瀬 智之、岡本 智之
コメント  今回私達は、神戸市西区にある私立滝川第二中学校を訪問しました。同校の高等部は、全国大会優勝の実績もあるサッカーや、ゴルフ、野球等のスポーツが大変盛んであり、陸上トラックやグラウンド等の整った設備が大変印象的でした。
 合計2コマの知財授業を希望されていましたので、講師間で相談をし、1コマ目に寸劇「服の神」を行い、2コマ目に電子紙芝居を用いた講義を3本行う構成としました。寸劇「服の神」では、水田弁理士が司会進行と弁理士役、岡本弁理士がマネタ社長役、私がユメノ社長役をそれぞれ担当しました。上着を汚さずに椅子に掛けられるハンガーのアイデアを生徒達に募る場面では、2~3名の生徒から次々と優れたアイデアが発表されました。初めはマネタ社長の安いハンガーを買うという意見が多かったですが、寸劇を見終わった後は、ユメノ社長が苦労して開発したハンガーを買うという意見が大勢を占めるようになりました。
 2コマ目の講義は、まず私が「きき湯」の講義を行いました。入浴剤の実物を見てもらいながら、苦労の末に開発された商品が知的財産権によってどのように守られているかを説明しました。次に岡本弁理士が「AiTコインロッカー」の講義を行いました。最寄りの西神中央駅にも同様のロッカーが設置されているそうで、実物を想像しやすかったこともあってか、講義内のクイズにはほぼ全員が全問正解していました。最後に、水田弁理士が、「私の詩がまねされた(第1章)」のコンテンツを用いて著作権の講義を行いました。生徒達は大変落ち着いており、最初から最後まで静かに講義に聞き入ってくれていました。担当の先生からは、時間をオーバーしても問題ないと言われておりましたので、少し予定時間をオーバーして講義を行わせていただきました。
 私達が帰る頃には、もう部活を行っている生徒達の姿がありました。今日の授業をきっかけとして知的財産に興味を持ってもらうことを期待するとともに、部活に励む生徒達の姿に未来の名プレイヤー誕生を期待しながら、帰路に着きました。

 

興味津々の生徒達に講義を行う講師

※「服の神」は株式会社日乃本錠前の登録商標です。

※「きき湯」は株式会社バスクリンの登録商標です。


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