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知財授業報告書「東大阪市立花園小学校」

関西会知財授業担当 光明寺 大道


日  時 令和元年12月23日(月) 9:40-11:30
場  所 東大阪市立花園小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 小学知財授業(寸劇)+発明工作授業(片手で持てるかな)
対  象 6年生2クラス63名
講  師 光明寺 大道、村上 太郎
コメント  東大阪市立花園小学校を訪問しました。実は、花園小学校は、私の母校で、約45年前に卒業しました。校舎は大きな変化がありませんでしたが、児童数が少なくなっておりました。現在、1学年2クラスですが、私の在学していた頃は、1学年6クラスで、児童であふれておりました。しかし、現在も児童は活発で、いきいきしていました。校舎の横に、私が卒業した時の石の版画の棟、6クラスの全員が、各自の顔の版画を作製し、各クラスごとに6角柱の側面にはめ込んだ棟がまだありました。懐かしくなり、元気になりました。モノを作ること(発明品を作ること)が後世まで残り重要と思いました。
 今回はじめて、花園小学校から授業を申し込んでいただきました。6年生2クラス合同で、図書室で授業をしました。
 まず、発明工作授業の「片手で持てるかな」を、村上弁理士が、司会で実施しました。最初は進みませんでしたが、完成させた児童の作品を紹介する度に、各自が完成させて行きました。最後に、村上弁理士が、他校の作品を紹介して、いろいろな作品(発明)があることを学んでいただきました。
 次に、私が、司会をし、村上弁理士がF博士、担任の先生が怪人Xの役柄で、知財授業をしました。最初に、私が、花園小学校を卒業して、現在に至るまでの経歴を紹介しました。その後、コンテンツを使用して、発明を考えてもらいました。次に、寸劇形式で、弁理士と発明家との関係を説明しました。
 今回、発明工作授業と小学知財授業とを連続して実施しましたので、より深く発明、弁理士について、学んでいただけたと思います。また、村上弁理士の知人が、教頭先生でした。私だけでなく、村上弁理士も、花園小学校と縁があり、知的財産授業を介して不思議な運命を感じました。
 今後、後輩たちが、知的財産を重んじる社会人となってくれたらいいなと期待しながら、学校を後にしました。

 

興味津々の児童達に講義を行う講師


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