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知財授業報告書「西宮市立神原小学校」

関西会知財授業担当 三方 英美


日  時 令和2年1月31日(金) 11:45-12:30
場  所 西宮市立神原小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 小学知財授業(寸劇)
対  象 6年生2クラス71名
講  師 三方 英美、齊藤 整
コメント  西宮市立神原小学校は、阪急甲陽線の苦楽園口駅から、夙川に沿って北へ10分ほど歩いたところにありました。夙川沿いは春の桜並木が綺麗なことで有名ですが,既に桜の木々には蕾が少し膨らみ始めていました。それを見つけて春の情景を思い出しながら歩いていたのですが、神原小学校に近づいた頃、雪がちらつき始め、まだ寒い冬である現実に引き戻されました。小学校に着いたときは、ちょうど休憩時間でした。事前に、「小学校の正門から職員室までのルートがわかりにくいかもしれないので、児童に訊いてください」との連絡をいただいていたため、小学校の正門を入り、早速、運動場での体育の授業が終わった児童に職員室の場所を尋ねました。その児童は快く笑顔で職員室まで案内してくれました。さて、今回は、君も今日からエジソンのコンテンツを、6年生71名に対して、多目的室でさせていただきました。授業の前に、先に児童達だけが入室してきたのですが、自分達で声を掛け合いながら、きちんと並び、列を整えて座っていく様子を見て、とても自主的であることに感心しました。児童達は、知財授業でも、とても元気で、大変意欲的に授業に参加してくれました。意見を聞くため等に挙手を求めると、多くの児童達が積極的に手を挙げて、答えてくれました。発明家であるエジソンのことは皆知っていましたし、蓄音機を発明したことを言ってくれた児童もいました。ちょっとした不便を解決する発明品の「カタシャンボトル」や身近な発明品の「プニョプニョピン」については、特に、感嘆の声が上がりました。寸劇の怪人X役をされた担任の先生は、今回が始めてということでしたが、堂々とした怪人Xを演じていただき、ばっちりでした。怪人Xが教室の後ろから登場したときの児童達の歓声は、この日一番の盛り上がりだったように思います。寸劇の途中、F博士の製品と怪人Xの製品のどちらを買いたいかの質問には、怪人Xの作った製品を買うと答えた児童が大半でしたが、最後は、折角良い発明をしたF博士の製品が売れなくなってしまうのは良くないと答えてくれた児童がいて、発明した人を守ることの大切さを理解してもらえたのではないかと思います。司会役の齊藤弁理士が、丁寧に詳しく説明されたことにより、弁理士のこと、発明や特許のことに児童達は興味を持ってくれたようです。知財授業が終わった後に、「ありがとうございました」と丁寧にお礼を行ってくれた児童達がいて、礼儀正しい児童が多いと改めて感心しました。

 

興味津々の児童達に講義を行う講師

※「プニョプニョピン」はコクヨ株式会社の登録商標です。


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