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知財授業報告書「神河町立越知谷小学校」

関西会知財授業担当 柴尾 猛


日  時 令和2年1月22日(水) 11:30-12:15
場  所 神河町立越知谷小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 小学知財授業(寸劇)
対  象 5、6学年2クラス16名
講  師 大野 義也、柴尾 猛
コメント  本日は、兵庫県の神河町立越知谷(おちだに)小学校が舞台です。越知谷小学校は全校児童30名の小さな小学校で、最寄り駅であるJR寺前駅はJR東海道本線 姫路駅から播但線で45分ほどのところにあります。越知谷小学校までは駅からさらに車で約20~30分を要します。越知谷小学校がある神河町は、映画等のロケ地として使用されたことがある砥峰高原や峰山高原があるなど、風光明媚なところです。今日は、このおおらかな自然に抱かれた越知谷小学校で知財授業(寸劇)を行いました。小学校に到着後は、知財授業の会場である体育館に案内していただき、担任の先生に怪人X役をお願いするなど準備を入念に行い、知財授業をスタートしました。
 本日の生徒は5、6年生2学年合せて総勢16名です。知財授業はチャッピー君の活躍に始まり、「サラカップル」、「カタシャンボトル」や「肩ブレラ」などたくさんの発明品が登場して児童達は大喜びで、司会役の大野弁理士の熱も一層入ります。我先に挙手回答する児童達の勢いを感じながら、寸劇からクイズタイムまであっと言う間に時間が過ぎ去りました。積極的に授業に参加してくれる児童も多く、エジソンの発明品など発明に関する知識も豊富な児童が多い印象でした。授業後に分かったのですが、山村留学の児童も多数いるとのことで、活発な児童が多いのも納得できます。また、越知谷小学校は児童数減少のため今年の3月に閉校になるようで、残り少ない越知谷小学校の学校生活の中で今回の知財授業が心の片隅にでも残ってくれればと思います。
 そして、校長室には、なんと、蓄音機がありました。知財授業後にその蓄音機で音楽をかけて頂きました。蓄音機から奏でられる音と地元の木が沢山使われている校舎の様子とがあいまった素敵な雰囲気のなかで、エジソンの発明品にも触れることもでき、これからも知財の普及の必要性も強く感じました。

 

興味津々の児童達に講義を行う講師


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