知財授業報告書「兵庫県立洲本実業高等学校」
関西会知財授業担当 小林 義周
日 時 | 令和元年12月19日(木) 10:40-12:30 |
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場 所 | 兵庫県立洲本実業高等学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 高校・高専知財授業(寸劇) |
対 象 | 2年生3クラス120名 |
講 師 | 渥美 元幸、小林 義周 |
コメント |
今回は淡路島にある兵庫県立洲本実業高等学校を訪問しました。洲本実業高等学校は、洲本市の高台に位置し、甲子園グラウンドの5、6倍もの広大な敷地面積を有し、豊かな自然に囲まれた学校でした。 授業では、「(1)最近の知財訴訟の紹介」と「(2)おにぎりパック特許権物語」とで構成される90分のコンテンツを、2コマ100分の枠の中で行いました。渥美弁理士が正講師、私が補助講師という役割分担でした。 前半の「(1)最近の知財訴訟の紹介」のパートでは、補助講師である私が主体となって話を進めました。持ち時間に余裕があったので、いつもよりも丁寧に説明することを心掛けました。前半のパートは後半のパートと比べると内容が少し単調で、眠くなりやすいのですが、私が想像していたよりもずっと多くの生徒が、最後まで真剣に話に耳を傾けてくれました。ですから、ノリノリで気持ち良く話をすることができました。 後半の「(2)おにぎりパック特許権物語」のパートでは、正講師の渥美弁理士がゆっくりとした落ち着いた口調で話をされました。高校生にとって決して簡単な内容ではないのですが、このようにゆっくりと話すことで生徒の理解もより深まるだろうと、横で感心しながら聞いていました。そして、私ももう少しゆっくり目に話せば良かったと反省しました。 洲本実業高等学校の生徒は、授業に対する参加意識が高く、難しい話を最後まで集中して聞いてくれました。また、こちらからの問いかけに対してもハキハキと答えてくれました。生徒に多くのことを学んでもらえたという実感があり、大きな充実感を得ることができました。 |


興味津々の生徒達に授業を行う講師