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知財授業報告書「アサンプション国際小学校」

関西会知財授業担当 山本 雅之


日  時 令和2年2月21日(金) 10:40-11:25
場  所 アサンプション国際小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 小学知財授業(寸劇)
対  象 6年生1クラス24名
講  師 山本 雅之、吉永 元貴
コメント  ~苔ふかきみのおの山の杉の戸にただ声きけば鹿の音ばかり~(鴨長明)。
 箕面駅を降りると空気感がとても心地良く、さすが滝や紅葉などの観光名所と言われている場所だけあると感じました。しかしながら、今回我々が訪問する小学校はそんな山奥ではなく、閑静な住宅街の中を歩いた先にありました。
 学校に入ると、廊下を走っていた女子児童が我々を見るや否や立ち止まり、元気良く挨拶をして下さったので、その姿勢に心地良さを感じました。
 授業の前に児童数の話を伺ったところ、3年前から共学となったばかりで、未だ4~6年生は女子児童のみとの事でした。休み時間になり、別の教室から児童達が教室に帰ってくると、とても賑やかな雰囲気になりました。そして、授業を開始しました。
 1クラスだけでしたので、児童との距離は近く、反応がとてもよかったです。
「弁理士を知ってる人?」って聞くと、いつもは静かになるのですが、2~3人「名前だけ聞いたことがある!」という返答があり、嬉しくなりました。
 そして、肩ブレラなどの発明品の紹介をしていくときも、とても良い反応が得られました。一方、エフ博士と怪人Ⅹの寸劇については、「どちらから買う?」という質問に対し、特許制度の説明前からエフ博士の正規品を購入したいという児童が多かったので、みんな心が綺麗と感心しました。また、発明品紹介の場面でも、フィットカットカーブのはさみを持っている児童も居たり、色々進んでいるなぁと思いました。
 授業が終わり休み時間になり、ダンスのレッスンを始め出した児童から、「音楽にも特許ってありますか?」という質問を受け、著作権の話をすると、すぐに納得してくれました。
 知的な児童が多く、今後知財に関係する大人になって欲しいと思いました。

 

興味津々の児童達に講義を行う講師

※「フィットカットカーブ」はプラス株式会社の登録商標です。


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