知財授業報告書「御所市立葛城小学校」
関西会知財授業担当 三方 英美
日 時 | 令和2年10月30日(金) 10:35-11:20 |
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場 所 | 御所市立葛城小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 小学知財授業(寸劇) |
対 象 | 6年生1クラス12名 |
講 師 | 三方 英美、村上 太郎 |
コメント | 奈良県御所市葛城小学校は、周囲が山に囲まれた、のどかな雰囲気が感じられる学校でした。学校に着いたときは、空がとても晴れ渡っていて、清々しさを感じました。標高200mに位置している学校であることを、授業の後で校長先生から教えていただきました。 今回は、君も今日からエジソンのコンテンツを、6年生12名に対してさせていただきました。昨今の事情から、児童達は我々から少し距離を空けて座りました。また、窓は開放していたので、時々風の冷たさを感じることがありましたが、半袖のTシャツの児童もいて、みんな元気いっぱいでした。 今回、発明品などの道具に触れてもらうことはできなかったのですが、みんな授業に興味を持って、積極的に参加してくれました。 エジソンの発明の話のところで、司会役の村上弁理士が、エジソンは世の中を変える素晴らしい発明をしただけではなく、発明品が世の中に広がるように事業化のための努力もしたという話をされたときには、みんな興味津々で聞いていました。 寸劇では、最初は、怪人Xの安い方のサラカップルを買いたいと手を挙げた児童が殆どでしたが、最後には、F博士の発明品を特許で守ることの大切さを理解してくれていたようです。担任の先生扮する怪人Xが登場したときは、みんな喜んでいました。 身近な発明品の切り易いはさみや「プニョプニョピン」の説明のときには、発明品を見ようと、特に、みんな前のめりになっていました。また、最後のクイズにでてくる「カップヌードル」について、その構造や理由を説明したときには、なるほどと感心していました。 6年生は小学校生活最後の1年となるため、今年度中に知財授業を受けさせたいとの学校のご意向により、今回知財授業を申込んでくださったそうです。この貴重な機会が活かされ、弁理士のこと、発明や特許のことを児童達が理解してくれて、知財に興味を持ってくれることを願います。 |


興味津々の児童達に講義を行う講師
※「カップヌードル」は日清食品ホールディングス株式会社の登録商標です。
※「プニョプニョピン」はコクヨ株式会社の登録商標です。
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