知財授業報告書「大阪市立川辺小学校」
関西会知財授業担当 古澤 寛
日 時 | 令和3年10月29日(金) 9:45-10:30 |
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場 所 | 大阪市立川辺小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 小学知財授業(寸劇) |
対 象 | 6年生2クラス45名 |
講 師 | 佐々木 達也、古澤 寛 |
コメント | 大阪市立川辺小学校を訪問し、知財授業を行って参りました。川辺小学校は、平野区の南端に位置し、地下鉄谷町線の長原駅から徒歩10分ほどの郊外にあります。校庭の南側には、大和川が流れます。 授業では、はじめに、司会進行役の佐々木弁理士が、「発明」とはどういうものかを説明しました。次に、発明品(サラカップル,カタシャンボトル,肩ブレラ)に関する説明では、各発明品の紹介前に、発明が生み出された前提である不自由さ・問題点を示したうえで、その不自由さ等を解決するための工夫を、児童たちに考えてもらいました。様々なアイデアが出され、中でも、カタシャンボトルの紹介前には、シャンプーボトルから片手でもシャンプー液を取り出すためのアイデアが活発に出されました。非接触型センサーを利用するという、コロナ禍ならではのアイデアも出されました。 この後、「サラカップル」を題材とした寸劇では、司会進行役を佐々木弁理士が担当し、「サラカップル」を発明したエフ博士役を古澤が担当し、「サラカップル」を模倣して安価に販売する怪人X役を先生に演じていただきました。サラカップルを入手するならエフ博士から本物を買うか、或いは怪人Xから安い偽物を買うかという質問には、意外にも、エフ博士から本物を買うとの意見が多数でした。 今回の授業をとおして、生活・社会をより良くする営みとして、発明することや発明を守ること、ひいては、課題解決の手段を創り出すことの大切さに、児童たちには触れてもらえたのではないかと思います。 |


興味津々の児童達に講義を行う講師