知財授業報告書「大阪府立豊中高等学校 能勢分校」
関西会知財授業担当 立川 伸子
日 時 | 令和3年11月8日(月) 13:10-15:00 |
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場 所 | 大阪府立豊中高等学校 能勢分校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 高校知財授業(寸劇) |
対 象 | 3年生1クラス30名 |
講 師 | 渥美 元幸、立川 伸子 |
コメント | 大阪府立豊中高等学校 能勢分校は、能勢電鉄 山下駅からさらに約10km北の能勢町に位置しています。今回私たちが訪れる時間帯にバス便がないとのことで、学校の先生が送迎をしてくださいました。私たちを乗せた自動車は、一庫ダムの美しい湖面の見える自動車道を抜け、紅葉が少し色づいた山間部をすべるように走りました。 今回申込みをしていただいた上原先生のお話によると、3年前にも知財授業を受けているとのこと。リピートしていただいていることを嬉しく思いました。この時期、弁理士会の他に弁護士会や消費者センターの方々の授業も受けているとのこと。生徒たちに様々な社会体験の場を用意していることは素晴らしいことだと思いました。 授業では、「おにぎりパック特許権物語」の90分版コンテンツを用いて、寸劇形式で特許権の取得から特許権侵害を巡る攻防までを説明しました。主講師の弁理士役を渥美弁理士、補助講師のナレーター役を立川が担当しました。2時限分の授業時間をあててくださったため、コンテンツの説明部分を詳しくお話しすることができました。また、生徒さんからの意見を聞く場面でも、(休み時間中に相談してもらった上で)発表する時間をとるなど、ゆったりとした進行ができました。寸劇の後には、渥美弁理士から弁理士の仕事についての丁寧な説明がありました。 まっすぐ前を見てうんうんと頷きながら話を聞いている生徒、自ら手を挙げて自分の意見をきちんと述べる生徒もいて、とても感心しました。授業を始める前に「弁理士という職業を知っていますか?」と尋ねたところ、弁理士のことを知っている生徒はほぼいませんでしたが、本日の授業を通して、弁理士や特許制度に興味を持ち、発明者や弁理士を目指す人が一人でも多く出てくれれば嬉しいです。 |


興味津々の生徒達に授業を行う講師