知財授業報告書「堺市立新金岡東小学校」
関西会知財授業担当 飯田 淳也
日 時 | 令和3年12月7日(火) 10:50-12:30 |
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場 所 | 堺市立新金岡東小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 発明工作授業(回転台) |
対 象 | 6年生1クラス25名 |
講 師 | 飯田 淳也、淡路 俊作 |
コメント | 御堂筋線の新金岡駅から徒歩1分の便利な立地にある新金岡東小学校を訪問しました。 冒頭、司会の淡路弁理士が「弁理士って聞いたことありますか?」、「知っている発明家はいますか?」などと問いかけると、次々と手が挙がったのですが、「発明って自分にもできると思いますか?」と問いかけてみると、誰からも手が挙がりませんでした。児童の皆さんは、発明はとても難しいもの、と思っている様子でした。 その後、回転台工作の課題の説明をして、材料を渡すと、さっそく工作に取りかかりました。アイディアがすぐに閃いたのか工作用紙をどんどん切って部品を作る児童や、皿の上でビー玉を転がして何か考えている様子の児童など、十人十色の取り組み方を見せていただきました。また、工作が進む中でも、一つのアイディアにこだわって、そのアイディアを実装するために細部を工夫する児童、ひたすら手を動かして、試作、分解、また試作、と試行錯誤する児童、上手にイラストを描いてデザイン性を高める児童、回転台の技術をルーレットに転用する児童、といった様々なスタイルが見られました。創作活動というのは個性が出るものだな、と、つくづく実感しました。 今回は3時間目、4時間目を使った授業でしたが、休み時間も夢中で工作に取り組む児童が多かったです。自分のアイディアを形にすることについて、その苦労も含めて、楽しさや醍醐味を感じてもらえたのではないかと思います。また、とても難しいものだと思っていた発明が案外身近なものだと、十分に感じていただけた様子でした。 |
発想力豊かな児童達と工作を行う講師