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知財授業報告書「大阪市立三軒家西小学校」

関西会知財授業担当 古澤 寛


日  時 令和4年5月20日(金) 9:45-10:30
場  所 大阪市立三軒家西小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 小学知財授業(寸劇)
対  象 6年生1クラス30名
講  師 齊藤 整、古澤 寛
コメント  大阪市立三軒家西小学校を訪問し、知財授業を行って参りました。三軒家西小学校は、大正区の北部に位置し、JR環状線の大正駅から徒歩3分ほどの街なかにあります。近くを流れる尻無川を挟んで北側には、雄々しい大阪ドームが臨めます。
 授業では、はじめに、司会進行役の齊藤弁理士が、「発明」と「弁理士」について簡潔に説明しました。次に、発明品(サラカップル、カタシャンボトル、肩ブレラ)に関する説明では、各発明品の紹介前に、発明が生み出された前提である不自由さ・問題点を具体的に伝えたうえで、その不自由さ等を解決するための工夫を、児童たちに考えてもらいました。皿とその上に位置するカップとが一体化されたものや、シャンプー液が上に飛び出すシャンプーボトル、自立型アンブレラなど、様々なアイデアが活発に出されました。肩ブレラと同じような発想のアイデアも出されました。
 この後、「サラカップル」を題材とした寸劇では、司会進行役を齊藤弁理士が担当し、「サラカップル」を発明したエフ博士役を古澤弁理士が担当し、「サラカップル」を模倣して安価に販売する怪人X役は、同校の先生に演じていただきました。サラカップルを入手するならエフ博士から本物を買うか、或いは怪人Xから安い偽物を買うかという質問には、エフ博士から本物を買うとの意見が多数でしたが、怪人Xから安く買うという意見も少数ながらありました。
 今回の授業を通して、生活・社会をより良くする営みとして、発明など知的財産を創り出すことや、それを価値ある財産として守ることの大切さに、児童たちには触れてもらえたのではないかと思います。



興味津々の児童達に講義を行う講師


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