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知財授業報告書「大阪市立花乃井中学校」

関西会知財授業担当 古澤 寛


日  時 令和4年6月24日(金) 14:00-14:50
場  所 大阪市立花乃井中学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 発明工作授業(ペーパータワー)
対  象 1-3年生 20名
講  師 千原 清誠、古澤 寛
コメント  大阪市立花乃井中学校を訪問し、知財授業を行って参りました。花乃井中学校は、大阪市西区の北部に位置し、土佐堀川と靭公園の間の街なかにあります。
 授業では、まず、講師の自己紹介の後、千原弁理士が、特許などの無体物を知的財産として守る必要性がある場合について、有体物と比較しつつ説明し、知的財産の守り方を弁理士の仕事と関連づけて説明しました。
 ペーパータワーの工作では、4~5人ほどの各グループが、どのようなタワーを「建築」するのかアイデアを出し合うことから、作業を始めました。紙製のタワーにおいて高さと強度とを両立させるためにはどのような構造単位が適しているのか検討したグループが、多かったです。また、作業の進め方には、グループ間で大きな違いがありました。アイデアを念入りに検討したうえで建築作業に取りかかったグループ、タワーの建築プランを早々に固めて建築作業に取りかかり、プランを見直しつつ建築作業を進めたグループ(このグループが優勝しました)、建築プランがなかなか固まらず、建築作業に多くの時間を費やせなかったグループなどです。
 今回の授業をとおして、生活・社会をより良くするために知的財産を創り出すことの楽しさや、それ守ることの大切さに、生徒たちには触れてもらえたのではないかと思います。



発想力豊かな生徒達と工作を行う講師


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