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知財授業報告書「学校法人瀧川学園滝川中学校」

関西会知財授業担当 西村 弘昭


日  時 令和4年6月30日(木) 14:10-15:00
場  所 学校法人瀧川学園滝川中学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 中学知財授業(寸劇)
対  象 3年生4クラス110名
講  師 村上 太郎、柳瀬 智之、西村 弘昭
コメント  神戸市須磨区板宿駅から、徒歩5分の学校法人瀧川学園滝川中学校を訪問いたしました。男子校らしく生徒達が元気良く走り回るのが見られる一方、挨拶もしっかりしている学園でした。
 会場は講堂で、目算で100名程度集まってくれました。まず、はじめに、ご担当の先生が、生徒達に、質問を投げかけながら知的財産権というものについて注意を向けるお話をされました。その後、私たち3名は紹介を受けた後、スライドに沿って授業(寸劇)を始めました。
 司会進行役兼弁理士役は村上弁理士、ユメノ社長役は柳瀬弁理士、マネタ社長役は西村弁理士が務めました。生徒達の関心も私が予想したよりは良く、質問に活発に挙手などの応答がありました。服の裾を汚さずに椅子にスーツの上着を掛ける方法について質問したところ、背もたれを高くすれば良いという核心をついた回答がありました。オリジナルと模倣品でどちらを買うかとの質問には、ほぼ半数ずつ挙手があったように思います。寸劇は、ほぼ台本通り進行しましたが、模倣品はオリジナル(発明品)よりも安価で販売できる傾向があること、そのため発明品は特許で守られないと模倣品に価格競争で負け、発明をする動機を失いがちになること、特許権で発明を保護することにより事業をより安全に進められることなどを、理解してもらえたのではないかと思います。
 最後に村上弁理士が、クイズを交えながら日本発の発明について説明をしました。また、日本弁理士会は、2025年大阪・関西万博の共創パートナーであることを紹介して授業を終えました。その後、ご担当の先生が、アップル社の商標問題や、動画配信サービスにおけるBGMの著作権の問題について、質疑応答形式で生徒達に紹介されました。



興味津々の生徒達に講義を行う講師


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