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知財授業報告書「学校法人冬木学園 関西中央高等学校」

関西会知財授業担当 三方 英美


日  時 令和4年11月2日(水) 13:35-14:20
場  所 学校法人冬木学園 関西中央高等学校
名 称 「知的財産特別授業」
内 容 高校知財授業(寸劇)
対 者 2,3年生 105名
講 師 渥美 元幸、三方 英美
コメント  学校法人冬木学園 関西中央高等学校は、近鉄とJRの駅が隣接する桜井駅から徒歩で約15分のところにありました。小さな商店街や住宅街を通った後、なだらかな坂をしばらく登ると学校が見えてきました。
 今回は、2年生と3年生、約100名の生徒に対して、「おにぎりパック特許権物語」の50分版コンテンツを用いて、寸劇形式で特許権の取得から特許権侵害を巡る攻防までを説明しました。主講師の弁理士役を渥美弁理士、補助講師のナレーター役を三方弁理士が担当しました。生徒だけでなく、校長先生、教頭先生含め、多くの先生方にもご参加いただきました。
 初めて聞く特許制度の話で、聞きなれない言葉も多く、短い時間で理解するのは大変な、盛りだくさんの内容だったと思われますが、殆どの生徒が画面を見ながら、真剣に話を聞いてくれていました。
 50分版であったこともあり、途中、特許侵害の話のところで、特許権者の主張と、侵害しているかもしれない会社の社長の主張について、どちらの主張が正しいと思うかについて、ゆっくり考えてもらう時間は取れなかったのですが、この質問に対して挙手で答えてもらったところ、直ぐに手が挙がりましたので、話を理解しながら聞いてくれていたことが伺えました。
 授業を始める前に「弁理士という職業を知っていますか?」と尋ねたところ、弁理士のことを知っている生徒はほぼいませんでした。また、特許権についても聞いたことがある生徒はほぼいませんでした。本日の授業を通して、弁理士や特許制度のことに興味を持ち、将来、弁理士や世の中の役に立つ発明をしてくれる人材になってくれたら嬉しく思います。


 

興味津々の生徒達に講義を行う講師


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