知財授業報告書「学校法人智辯学園 智辯学園奈良カレッジ中学部」
関西会知財授業担当 寺薗 佳江
日 時 | 令和4年10月29日(土) 10:00-11:30 |
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場 所 | 学校法人智辯学園 智辯学園奈良カレッジ中学部 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 発明工作授業(ペーパータワー) |
対 者 | 1,2年生 1クラス 16名 |
講 師 | 光明寺 大道、寺薗 佳江 |
コメント | 中学1、2年生を対象に、さまざまな分野の専門家の方による「教養講座」が開講される中で、「知的財産特別授業」を行ってまいりました。本講座は職業教育の一環でもあることから、冒頭に講師それぞれが弁理士になるきっかけや仕事の内容を紹介しました。また、生徒に配布した『はっぴょん通信』を用いて、携帯電話の発明やデザインが知的財産権によって守られていることを紹介しました。それから、ペットボトルの緑茶飲料を具体的に提示しながら、ペットボトルのデザインが意匠で守られていることや商品名が商標で守られていることを説明しました。 続いて、5チームに分かれて約45分でペーパータワーの作成に取り組んでもらいました。その際に、タワーのイメージをスケッチしてどのような形状にするのが良いか議論しているチームがありました。また、トライアンドエラーを繰り返しながら安定する構造を手探りで探求しているチームもありました。タワーの頂上に「カップヌードル」を置き10秒間保持できたチームは3チームあり、創意工夫したタワーを完成させたチームには特別賞が授与されました。 最後に質問の時間を設けると、弁護士と弁理士の違いは?といった質問や弁理士になるには?などの質問がありました。 この授業を通して、特許をはじめとする知的財産権の意義を理解し、知的財産制度や弁理士という職業に少しでも興味をもってもらえたら嬉しいと思いました。 |
※「カップヌードル」は日清食品ホールディングス株式会社の登録商標です。
発想力豊かな生徒達と工作を行う講師