知財授業報告書「京都市立竹田小学校」
関西会知財授業担当 赤岡 和夫
日 時 | 令和4年12月2日(金) 9:45-10:30 |
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場 所 | 京都市立竹田小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 小学知財授業(寸劇) |
対 者 | 6年生 2クラス 55名 |
講 師 | 宮崎 栄二、赤岡 和夫 |
コメント | 細い道路を一つ隔てた近鉄京都線 竹田駅南口の目の前に京都市立竹田小学校があります。北口は会社関係の事務所や工場が多いようですが、南口はとてものんびりした静かな佇まいです。 今回はそのような環境にある竹田小学校で6年生2クラスを対象に、知財授業「君も今日からエジソン」を行いました。授業は、司会進行役を赤岡弁理士が務め、途中の寸劇では、宮崎弁理士がエフ博士役を、担当の先生が怪人X役を演じました。 最初は表情が硬かった子どもたちですが、チャッピー君(バネを内蔵した動物ぬいぐるみ)を登場させて、体をクネクネさせたり小刻みに震えさせたり、まるで生きているかの如く動かして見せると、「ワ~」、「かわいい」などの歓声が上がり、表情も柔らかくなりました。それからは、子どもたちの持ち前の好奇心が発揮されて、いっぱい元気に手を挙げてくれました。 その後の寸劇では、担当の先生が怪人Xに扮して登場すると、「誰?」「先生?」などと予想外の人物の登場に子どもたちは騒つき、そしてその後の担当の先生の名演技に大盛り上がりとなりました。 今回は、子どもたちの積極的な発言、参加により、最後まで白けることなく、集中力を切らすことなく授業を終えることができたのではないかと思います。授業が終わった後も、授業で使った小道具を確かめたり、個別に質問してくる子どもたちがいたことから、この授業に対する関心の高さを垣間見ることができました。 今回の知財授業は、「身近な発明の存在」や「発明(アイデア)を尊重する心」、そして「そのようなアイデアを守る仕組み」の大切さについて、子どもたちに考えてもらうよいきっかけになったのではないかと思います。 |
興味津々の児童達に講義を行う講師