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知財授業報告書「白浜町立白浜第一小学校」

関西会知財授業担当 野呂 亮仁


日  時 令和4年11月28日(月) 13:20-14:55
場  所 白浜町立白浜第一小学校
名 称 「知的財産特別授業」
内 容 発明工作授業(回転台)
対 者 6年生 1クラス 23名
講 師 齊藤 整、野呂 亮仁
コメント  今回訪問した白浜町立白浜第一小学校は、JR白浜駅からバスで白浜海岸公園付近まで10分程乗車し、さらにそこから徒歩で10分程緩やかな坂を登った高台にありました。
 今回は、発明工作授業「回転台」を、6年生1クラス23名に対してさせていただきました。授業は工作室で行いました。工作室の窓は開け放たれており、換気も充分でしっかりした感染予防対策のもと実施することができました。
 始めに、齊藤弁理士が児童達に弁理士のことや発明のことについて質問しました。弁理士のことを知っている児童は、残念ながらいませんでしたが、電球や蓄音機がエジソンの発明であること、「著作権」のことを知っている児童達がいました。
 次に、工作に取りかかると、児童の皆さんは興味を持って積極的に取り組み、色々とアイデアを思いつき、素晴らしい作品を作ってくれました。先に進んでいる児童の良いアイデアを紹介しながら進めましたが、回転させる機構については特定の形態に偏ることなく、多様性に富んだ様々な回転台が出来上がりました。
 また、ただ回るだけでなく、回しやすいように取っ手をつけたものや、不使用時にビー玉を覆う蓋を備えたもの等、使い勝手を考慮したものまでありました。
 今回、途中に休憩を挟み、90分の授業時間をいただいていましたが、児童の皆さんが活発に取り組んでくれたおかげであっという間に終わりの時間になりました。また、作業を慎重に進めていた児童にとっても長めの授業時間で良かったと思います。
 今回の発明工作授業を通して、多くの児童が自由に創作することの楽しさを感じ、発明に興味を持ってくれることを期待しています。


 

発想力豊かな児童達と工作を行う講師


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