知財授業報告書「学校法人仁川学院 仁川学院小学校」
関西会知財授業担当 倉橋 和之
日 時 | 令和4年11月8日(火) 9:40-11:30 |
---|---|
場 所 | 学校法人仁川学院 仁川学院小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 発明工作授業(片手で持てるかな) |
対 者 | 6年生 2クラス 58名 |
講 師 | 千原 清誠、倉橋 和之 |
コメント | 今回私たちが訪問した仁川学院小学校は、宝塚市と西宮市との市境付近に位置する小学校で、阪急今津線の仁川駅から南東へ徒歩10分ほどの住宅街の中にあります。 今回は、発明工作授業「片手でもてるかな」を、6年生2クラスに対してさせていただきました。昨今の事情から子どもたちはマスク姿でしたが、皆さん元気いっぱいでした。 始めに、司会担当の千原弁理士が、「弁理士」や「発明」についての説明や、身近な「カップヌードル」には色々な発明と特許権が取得されているという説明を行ったところ、子どもたちは終始熱心に聞いてくれていました。 次に、紙コップと紙皿とストローを使って、片手で持てる容器を工作してもらいました。アイデアがすぐに閃いて手を動かす児童や、しばらく考えてから工作を始める児童、組立てと分解を繰り返しながら試行錯誤する児童がいて、皆さんそれぞれ自分のペースで創作している姿が印象的でした。その中にはこちらが想定していなかったような自由で斬新なアイデアで工作している児童もいて、とても興味深かったです。なお、工作できた人からその場で工夫した点などを含めて発表してもらいましたが、それぞれが他の児童の工作に興味津々の様子でした。 工作時間は30分くらいと短かったですが、夢中で工作に取り組んでくれていて、授業の終わりには物足りなさそうにしてくれている児童も多かったように思いました。今回の発明工作授業を通じて、アイデアを生み出す楽しさと苦労、それを保護することの大切さについて、少しでも子どもたちの印象に残ってくれたら嬉しいです。 |
発想力豊かな児童達と工作を行う講師