HOME > 知財支援活動 > 知財授業 > 報告 > 知財授業報告書「阪南市立飯の峯中学校」

知財授業報告書「阪南市立飯の峯中学校」

関西会知財授業担当 中野 賢太


日  時 令和4年11月18日(金) 14:20-15:10
場  所 阪南市立飯の峯中学校
名 称 「知的財産特別授業」
内 容 中学知財授業(寸劇)
対 者 2年生 2クラス 77名
講 師 三方 英美、中野 賢太、淡路 俊作
コメント  今回は、阪南市立飯の峯中学校で、授業を行いました。阪南市立飯の峯中学校は、大阪府南部、阪南市のニュータウンにある公立中学校で、時計台を備えた立派な校舎が印象的でした。
 スーツ用ハンガー「服の神」の寸劇を行いました。司会兼弁理士役を淡路弁理士、ユメノ社長役を三方弁理士、マネタ社長役を中野弁理士が担当しました。苦労した発明が簡単にマネをされる社会では、発明する人がいなくなってしまいます。いいもの、便利なものを生み出すには、特許による保護が不可欠ですし、弁理士のサポートも重要です。両者の重要性が、ストーリーを通じて生徒の記憶に残ればと思います。
 質疑応答では、時間内に回答できないくらい多くの質問を頂きました。「担当した発明で、みんなが知っているものはありますか」「弁理士の仕事で一番難しいところは何ですか」「日本で特許権を取ったら、外国でも保護されるのですか」など、鋭い質問も多く、弁理士側が回答に詰まる場面もありました。
 今回の授業で一番嬉しかったのは、「どうやったら弁理士になれますか」という質問を頂いたことです。知的財産権は面白い分野ですし、知的財産権を扱う弁理士も、面白い職業だと思います。弁理士が子供たちから憧れられるよう、弁理士の魅力をもっと伝えられるよう、これからも頑張ろうと決意を新たにしました。そして、阪南市立飯の峯中学校で学んだ方と、知財業界で一緒に働く日が来るのが楽しみになりました。

※「服の神」は株式会社日乃本錠前の登録商標です


 

興味津々の生徒達に講義を行う講師


« 戻る