知財授業報告書「大阪市立大和田小学校」
関西会知財授業担当 古田 昌稔
日 時 | 令和4年12月19日(月) 10:55-11:40 |
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場 所 | 大阪市立大和田小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 発明工作授業(ペーパータワー) |
対 象 | 6年生 2クラス 52名 |
講 師 | 古田 昌稔、松山 徳子 |
コメント |
今回私達が訪問した大阪市立大和田小学校は、阪神本線千船駅から徒歩10分ほどの場所に位置しています。当日はこの冬一番の寒さの日でしたが、子どもたちはみんな元気でした。 授業では、自己紹介のあと、知的財産権や弁理士の仕事について松山弁理士が簡単に説明しました。弁理士という職業を知っているかどうかという質問をいつもするのですが、今回は弁理士を知っている児童はいませんでした。ちょっと残念でしたが、気を取り直して紙タワーの工作の説明を行ったのち早速作業に取り掛かってもらいました。 紙タワーの工作の目的は、40枚という限られた枚数の紙で高さと強度を両立するという課題を解決することにありますが、その解決手段は決まっていません。2つのクラスで8つのチームがありましたが、しっかりした土台作りを始めるグループ、デザイン重視で進めるグループ、話し込んでなかなか手が進まないグループなど様々でした。大人がチャレンジしても難しいコンテンツですので、小学生には歯ごたえが有りすぎだったかもしれません。また、計測の時間を残しておく都合上、工作の時間が20~25分間しかないこともこの工作を難しくしている理由だと思います。最終的には、8チームのうち6チームが何とかタワーを完成させました。優勝チームには弁理士会のノベルティグッズが授与されました。 今回の工作を通じて、創作することの大切さや弁理士の職業について子どもたちが学んでくれたらよいなと思いながら学校をあとにしました。 |
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発想力豊かな児童達と工作を行う講師