「知財授業報告書」城南学園中学校
日 時 | 平成23年12月19日(月) 11:40-12:30、1コマ |
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場 所 | 城南学園中学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 『“豊富な発泡”へのこだわり~「きき湯」の知的財産権~』 『世界を変える最新技術~「天然ガス採掘を支える油井管」の知的財産権~』 |
対 象 | 1,2,3学年3クラス82名 |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会 |
コメント | 大阪府城南学園中学校は、大阪市東住吉区にある私立の女子中学校です。地下鉄谷町線の喜連瓜破(きれうりわり)駅から徒歩約15分、周辺には幼稚園から小学校、中学校、高校、大学まですべての校舎が建っていました。 学校に着くと、広い会議室に案内されました。中学1年生から3年生まで全生徒82名への授業とうことでしたが、最後列の生徒の顔も良く見えて丁度良い広さでした。まず最初に、導入として吉岡弁理士が「知的財産権の概要と弁理士」についてお話し、続いて新コンテンツから「きき湯」を立川が、同じく新コンテンツから「油井管」について吉岡弁理士が説明しました。 「きき湯」は、身近にあって日常の生活でよく使う入浴剤なので、それを題材にした説明も良く理解してくれているようでした。一方「油井管」は「石油や天然ガスの採掘に使うパイプ」についての内容なので馴染みがなかったかもしれませんが、吉岡弁理士の軽やかな説明に、生徒たちは聞き入っていました。 女子中学校での授業ということから、発明よりもブランド(商標)やデザイン(意匠)などの、どちらかというと文科系向きの説明の方が良いのかなと思い、授業が始まる前に担当の先生に「今日は発明に関する説明がありますので、内容が少し理科系向きになりますが・・・」とお話したら、「当校の生徒には広く理科系の内容についても興味をもってもらいたいと思っています。」とのことでしたので、自信をもって授業を行いました。生徒たちには、自ら発明をすることや弁理士になることについても是非チャレンジしてほしいとお話しました。 授業の終わりに「私、小学校のときにも知財授業を受けました」と話かけてくれた生徒がいました。「だから“弁理士”も知っています」とのこと。弁理士会での取組みが着実に実を結んでいると実感した、大変嬉しい言葉でした。 |

興味津々の生徒達に講義を行う講師陣
(左写真左から 立川 伸子、吉岡 亜紀子 各弁理士)
近畿支部知財授業担当 立川 伸子