「知財授業報告書」兵庫県篠山市立大山小学校
日 時 | 平成23年12月14日(水) 13:35-14:20、1コマ |
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場 所 | 篠山市立大山小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 君も今日からエジソン |
対 象 | 6学年1クラス9名 |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会 |
コメント | 今回は、篠山市立大山小学校にお邪魔しました。大山小学校は、JR篠山口駅から車で15分ぐらいの山間にあり、幼稚園が併設されたとてもきれいな小学校でした。校舎の柱には大木が用いられており、自然と調和した雰囲気が非常に印象的でした。 今回は6学年9名を対象とする知財授業であり、全員が前に出てきて参加する形での知財授業となりました。児童たちは本当に元気で、知財授業のベテランである冨田弁理士の円滑な司会進行に乗って、ほぼ全員が最初から最後まで積極的に手を挙げていました。また、「サラカップル」や「カタシャンボトル」等、数々の発明品を手に取り、目を輝かせていました。今回の知財授業は9名の児童が対象ということもあり、ゆっくりじっくり発明品を見てもらえたのは良かったです。特に、「プニョプニョピン」には、数名の児童はちょっと感激していたみたいです。 劇では、怪人Xを演じる三宅弁理士が熱演され、児童たちの注目を一身に集めていました。エフ博士を演じる小職の影が少々薄くなってしまいましたが、児童たちは最後まで興味を持って見ていました。怪人Xのサラカップルとエフ博士のサラカップルのどちらを買うかの劇の途中での質問に対しては、多くの児童が怪人Xのサラカップルの方が安いので買うと答えていました。しかし、劇の進行に伴って表れるエフ博士の哀れさ、最後にエフ博士が報われる姿を見て、児童たちの多数は納得した笑顔になっていました。今回の知財授業は児童たちとの距離が非常に近かったため、授業中の児童一人一人の表情がよく見えて良かったです。 知財授業が終わった後、担当の先生と少しお話をする時間がありました。大山小学校の児童数は60数名であり、学年の枠を超えて遊んだり、何かを一緒にしたりすることが多いとのことでした。時には先生が鬼になってみんなで缶けりをして遊ぶこともありますと微笑みながら教えてくれました。学年の枠を超えて遊ぶ際に、今回の知財授業のことを低学年の児童たちに少しでも話してくれたらいいなぁと感じながら帰途につきました。 |

興味津々の児童達に講義を行う講師陣
(左写真左から 冨田 光治、田中 勝也、三宅 康雅 各弁理士)
近畿支部知財授業担当 田中 勝也