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「知財授業報告書」大阪府堺市立八田荘中学校

日  時 平成23年12月9日(金) 14:20-15:10、1コマ
場  所 堺市立八田荘中学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 ICカードでキーレス&キャッシュレス
~コインロッカー「AiT」の知的財産権~
対  象 2学年5クラス181名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント  今回は、堺市の八田荘(「はったしょう」と読みます。)中学校を訪問しました。この中学校は、昭和55年に別のマンモス中学校から分離して誕生した堺市で32番目の公立中学校です。受講対象の2年生だけでも181名と、私が経験した中では最大の人数でした。授業は体育館で行われました。
 中学2年生というと、思春期の真っ只中・・・初めて会う人から話しかけられると、はにかんでしまったり、自分から積極的に発言をしなくなる傾向にあると感じることが多いのですが、こちらの学校では、とても活発な生徒さんが多く、驚きました。授業の冒頭の大西弁理士の「出てきて手伝ってくれる人は?」の問いかけにも、すぐに元気な返事とともに手があがりました。
 授業では、新コンテンツの「ICカードでキーレス&キャッシュレス~コインロッカー「AiT」の知的財産権~」のほか、小学校向けコンテンツの「君も今日からエジソン」を補助的に使用して、生活のちょっとした不便を解決したいということから発明が生まれること、知的財産権の制度とはどういうものか、弁理士はどのような仕事をしているのか、などの話をしました。最後は、「日本で生まれた発明当てクイズ」で楽しんでもらって、締めくくりました。
 生徒たちにとって、初めて接する分野の話ばかりで、少し理解しづらい点もあったかもしれませんが、少なくとも、社会にある色々な仕組みの中に知的財産権の制度があり、その制度の下で仕事をする弁理士という人達がいることは、理解してくれたことと思います。授業を担当する立場からは、小学校ほどには定着していない中学校での授業の方法を研究し、スキルを高めていく必要があると痛感しました。



興味津々の生徒達に講義を行う講師陣
(左写真左から 大西 正夫、小石川 由紀乃 各弁理士)



※「AiT」は株式会社アルファの登録商標です。

近畿支部知財授業担当 小石川由紀乃


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