知的財産特別授業「河内長野市立千代田中学校」
関西会知財授業担当 三方 英美
日 時 | 令和5年5月1日(月)9:50-11:40 |
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場 所 | 河内長野市立千代田中学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 発明工作授業(ペーパータワー) |
対 象 | 2年生 2クラス 80名 |
講 師 | 千原 清誠、三方 英美 |
コメント |
河内長野市立千代田中学校は、南海高野線千代田駅から徒歩で5分くらいのところにありました。今回は、中学2年生を対象に、「発明工作授業(ペーパータワー)」を行ってまいりました。1クラスずつ2回に分けて行いました。 司会進行役の千原弁理士が、最初に、弁理士について知っているか尋ねましたが、残念ながら手は挙がりませんでした。弁理士について説明した後、自転車のベルを例に挙げて、特許等の知的財産は無体物であることや、身近なもので知財のマークを探してもらって、商標や著作権の説明などを行いました。 続いて、6チームに分かれて約25分でペーパータワーの作成に取り組んでもらいました。アイデアがすぐに浮かんで、どんどん進めていくチームがあったり、最初はどうするか方向性が決まらなかったけれども、トライアンドエラーを繰り返していくうちに、みるみる高いタワーを作り上げたチームがあったり、それぞれに工夫を凝らして完成させてくれました。完成後、まず、各チームの代表に、工夫したところを発表してもらいました。次に、タワーの頂上に「カップヌードル」を置き10秒間保持できるか挑戦してもらいました。結果、10秒間保持できたチームは、各クラスとも、半分くらいでした。10秒間保持できたチームのペーパータワーの高さを測り、一番高かったチームを優勝チームとしました。 どちらのクラスも、みんな楽しんで取り組んでくれていたことが伺えました。この授業を通して、何かの課題を解決するためにアイデアを考える楽しさを実感し、これからも、発明や特許に興味をもってもらえたら嬉しく思います。 |
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発想力豊かな生徒達と工作を行う講師
※「カップヌードル」は日清食品ホールディングス株式会社の登録商標です