知財授業報告書「大阪市立南港桜小学校」
関西会知財授業担当 行武 孝
日 時 | 令和5年10月20日(金)9:45-11:30 |
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場 所 | 大阪市立南港桜小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 発明工作授業(回転台) |
対 象 | 6年生 3クラス 97名 |
講 師 | 古澤 寛、行武 孝 |
コメント |
大阪市立南港桜小学校を訪問し、知財授業を行ってまいりました。南港桜小学校は住之江区南港に位置し、ニュートラムの中ふ頭駅から徒歩5分の場所にあります。近くにはフェリー「さんふらわあ」のターミナルやインテックス大阪があります。同校は、合言葉「みんながつくる みんなの学校 桜小」の下で、先生、保護者、地域が一体となって積極的な学校教育を進めているようです。 今回は6年生3クラスを2グループに分けて、2時限目・3時限目にそれぞれ45分の回転台工作授業を行いました。司会進行を古澤弁理士、サポートを行武弁理士が担当しました。6年生のキャリア教育の一環のため、最初に弁理士という職業について紹介したのち、身の回りに多くの発明があること、その一つとして回転台を制作することを説明して、作業に入りました。しばらくは、材料とのにらめっこが続きましたが、ボール紙で作る回転面の脱落を防止すること、ビー玉を分散して回転させることの2つのポイントを示唆すると、各自で積極的にアイデアを具現化する様子が見られました。 授業の最後に、自らの作品の発表を促すと、多くの児童が手をあげて工夫した点を説明してくれました。お互いの作品を評価しあう姿勢が、同校の素晴らしい雰囲気を表していました。 最後に、2025大阪・関西万博が世界の発明・技術が集まる場所であること、中学生として遠足・課外授業などで参加した際は積極的に体験してほしいこと、万博と弁理士の関わりなどについて説明しました。 今回の授業で多くの児童が見せてくれた、自分のアイデアを大切にして何事にも積極的にチャレンジする姿勢をこれからも伸ばして欲しいと感じました。 |
発想力豊かな児童達と工作を行う講師
※「さんふらわあ」は商船三井フェリー株式会社の登録商標です。